見出し画像

不便益


『不便益』
皆さんはこの言葉を聞いたことがありますでしょうか?
不便の益で不便益、''不便だからこそよかった''と感じることを指すそうです。なんだかとっても素敵な言葉だと思いませんか?
AIの発達に伴い様々なものが自動化へと移行していく現代。技術の進歩はとても素晴らしい事ですが、あえて時間や手間を割くことによって得られる''良さ''というのも大切に、この世に残していきたいですよね。

この言葉は京都大学の川上教授が研究されているテーマで『不便益』という言葉も川上教授が創られた言葉だそうです。
私はこの言葉をホンマでっかTVで見て知り、興味を持ちました。
気になる方はこちらへどうぞ👇

携帯電話が普及しやり取りのほとんどがメールやLINEといったオンライン上になった今、手紙を貰うと相手の想いが字や手紙そのものから感じ取れて、より嬉しく思いますよね。大切に保管して何度も何度も、読み返してしまいます。便せんを用意したり手紙を書く時間や届ける時間と、手間は掛かりますが形としてしっかりと残り、思い出にも残ると思います。

動画配信サービスも普及しオンライン上で映画やコンサートを鑑賞することも主流となってきていますが、実際に映画館や劇場へ足を運び、鑑賞することで得られる臨場感や感動はその場所へ行った人しか体感することのできない特別な時間になります。

一見不便や面倒だと思うことでも、ほんの少しだけ視点や考え方を変えてみると大切な喜びに気付けるかもしれませんね。

蛇足ですが、昔の恋人からの手紙や物には情が留まっているらしく次の良縁に恵まれないとの説があるので、捨てるか燃やすかするのをおススメします。


makoto 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?