離婚。前に進みたい私に立ちはだかったものとは。
何か、新しい気持ちに、新しい場所に、進みたい時に立ちはだかるものはなんでしょう。
私事ですが、先日離婚致しました。
結婚生活18年。
長いような短いような
でも過ぎてしまえばあっという間でした。
私も夫も「型」を保持することに重きを置くタイプだったと思います。
「結婚」という型。
お互い、相手への気持ちが冷めてしまっても「結婚」という型に私達は守られていた所があったんです。
楽をしていたのかもしれません。
その事に長く気付かずにいました。
離婚を切り出したのは私です。
私のいきなりの申し出を最初は受け入れられなかった元夫も最後は私の思いを受け止めて了承してくれました。
だから感謝しています。
離婚を切り出して、離婚に至るまで1年と3ヶ月かかりました。
何回も、2人で話し合いをしました。
話が堂々巡りとなったり、お互いイライラしたりした場面もありました。
離婚は結婚よりもエネルギーがいると、どこかで耳にしたことがありましたが本当でした。
何に1番エネルギーをとられたか。
何に1番苦しんだか。
私の場合、自分のうちなる声との戦いが1番ダメージでした。
「今のままでいいじゃない。」
「前に進むの、怖い。」
無意識にいる私の思い。
変化を嫌う自分。
変化を恐れる自分。
無意識下にいる私は存在が意識している私よりおっきかった。
何回もめげそうになりました。
1回ね、自分に期限を設けた事がありました。
この日になったら、夫に離婚か別居か白黒はっきりさせてもらうことを求める、と。
そしたらその日の朝、目が覚めたら胃の激痛が私を襲いました。
お仕事休んで病院で点滴を受けました。
タカタカと落ちていく薬液のしずくを眺めながら思いました。
敵は夫ではなく、自分だって。
無意識下の私は、夫に白黒つけてと迫るアクションをすることに抵抗があったんですね。
それをしないと前に進めないというのに。
そんな変化を恐れる無意識下の自分を、意識下の自分が受け入れて、慰めて、癒して、そして今に至りました。
自分の敵も自分。
自分の味方も自分。
周りは敵ではありませんでした。
長ーく時間をかけすぎて、気が遠く、途方にくれて心が折れそうにもなりましたが
けじめをつけることが出来てよかったです。
元夫とは、タッグを組んで4人の子供の成長を支えていく予定です!
最後に私を支えてくれた岡本太郎さんの言葉
「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。」
「危険だ、という道は必ず自分の行きたい道なのだ。」
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