最年長と言わないで。
私の子供達が通った小学校は、6年生に、「最高学年だから」
「最高学年として」
という言葉をしょっ中投げかけています。
自覚を持たせるため、なんだろうな。
でも。
何年も前、私は不安定が故に学校を休みがちだった子供に付き添って、小学校によく通いました。
お陰で担任の先生とはめちゃくちゃフレンドリーになりました。そう感じているのは私だけかもしれないけど。
子供が不安定になった頃は私の思考は学校よりでした。
目標は不登校脱却!
再登校!
「先生!タッグを組んで子供を学校に再び通わせましょう!」
しかしその後すぐ、自分を内観し、自分の事が分かってきました。
自分を愛そうと心掛けていきました。
そうしていけばいくほど、
私の思考は子供寄りになっていったのです。
「行きたくない学校には行かなくたっていいんだよ。」
180度変わってしまいました。
その頃からです、「最高学年」という言葉が耳障りになってきたのは。
別に最高学年なんて言葉をそんなに使わなくたってよくない?
最高学年という言葉にふさわしい行動をとりましょう!
最高学年としての自覚を持ちましょう!
、とかさ。
充分頑張ってると思うよ。
せめて褒めるときだけにしましょうよ。
すごい!さすがは最高学年!ってさ。
そんなささやかな不満というか、わだかまりというか。
私の中でくすぶっていたのです。
話は変わって今私は転職したて。
新しい職場で必死に仕事を覚えているのだけれど…
職場で最年長らしい。
何人かの人にそう話しかけられた。
働く前から私の年齢は知れ渡ったのかな?
まぁそれでも構わない。私は年齢にあまりこだわらないタイプだ。(転職したての52歳)
そして、最年長でも1番の新人なのです。
私の気持ちが新人バリバリなんだよね。
だからやっぱり最年長という言葉は私にとって苦痛なんです。
やれることはなんでもやります。
即戦力になれるよう、尽力します。
でも
最年長って言わないで。
やっぱり重くて負担です。