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その気でいることの大切さ。

最初から、その気になってることって
今までありましたか?

例えるなら受験。
受かるかなー、なんていう思いより
そこに通っている自分しか思い浮かびません、
的な。


なってもないのに
なってる気になってる

そんなこと。
ありますか?



朝起こしてね

と頼まれていた長女(高3女子)を起こしに行きました。

身体を優しく揺すって起こしました。

半分目を覚ました娘に

ギュ~してちょうだい

と言われたので
はいはい、と寝ている娘の上に覆いかぶさりギュ~、と抱きしめました。

しばらくして身体を離したのですが
その時娘が私に言った言葉。

ママは掛けぶとんの才能あるねぇ。


はあ?
私が?
掛けぶとんの才能?

理解するのに何秒か、かかりました。

あ、ギュ~が気持ちいいってことね。
理解した途端、その表現があまりにも
娘らしくて
笑ってしまい
言いました。

その表現の仕方って。
さすが芸術家は違うねえ!
と。



小学生の頃から絵を描くのが好きなこの長女。
小学1年の6月、教室には入れなくなり
保健室に毎日お世話になっていました。
保健の先生によくしてもらい、保健室で快適に過ごしていました。

ある日、その先生が私に言ったのです。
娘ちゃん、描く絵が他の子と違うと思うのよ、と。
その先生の話を聞かせてもらった私は思いました。

そうか。
娘には絵の才能があるんだ。
紙と鉛筆を絶やしてはいけないな。

生活するのに精一杯だった私に出来ることはそのくらいだったけど
紙と鉛筆は絶やしませんでした。

中学に上がり、美術の作品でどこかの出品に選ばれたり
パソコン上で描いたイラストが、とあるイラストコンテストで優勝したりしました。


私は親として嬉しかったです。
でも、心のどこかで思ってました。
そーでしょそーでしょ、って。

娘の作品が選ばれたり、優勝したりするのは
私にとっては当たり前っていうか。
私の中の娘はもう既に芸術家、なのです。
そして私は
芸術家の親、なのです。

娘が小学生の時は、私はそうでもなかったのに。
娘が絵を描き続け
描けば描くほど
私にとって娘は芸術家となり
私は芸術家の親となり
そしてどんどん高尚していく。


誰でもなれる!
大物!
そして大物の親にも!

その気になればよいだけ!

でもしかし
ここ、笑うところではありません。

なりたいものになった気でいると
なったときと同じ状況のものを引き寄せるんです。

ダイエットにしたって
痩せたい!って思っていると
痩せていないが前提になるから
うまく行かないんです。
痩せた気になって
痩せた人が振る舞うのと同じにすると痩せるんです。
確かに体型を美しく保つことにこだわる人がドカ食いしているところは考えにくいですもんね。

だから
なりたい自分になりきって振る舞う。
めちゃめちゃ大事なんです。


まぁ、娘の口から出てくる様々な芸術的な表現は、まさしく天然で
娘的には芸術的表現なんてちっとも思ってないんですけどね。


ママって掛けぶとんの才能あるねえ
なんて
さすが芸術家のいう言葉!

っていう私の言葉に娘はキョトンとし、言いました。

そいやさ、予備校(美術の)先生にも
私は物を見る視点が人と違うって言われた。

きっとそれが娘の強み。

でもそれって自分ではわからない。
何故なら娘にとってはそれはあまりにも当たり前の事だから。

それに気づき、教えてくれる唯一のものが「人。他人。」

やはり、コミュニケーションは大切です。

そんなことを娘に伝えました。


朝起こしに行っただけなのに。
思いと話が広がりました。

幸せなママがいっぱいの世界を見たい!子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです!

スタエフでほぼ毎夜22:45(多少時間のズレあり)位からライブしてます🎵
「経験は宝!起こった出来事の意味を考える。

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毎週土曜日朝5時半より30分
朝活!

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