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出会いは一期一会。そして変化は避けられない。

変化。

世の中は絶えず変化しています。

私の内部も常に変化。
私でない人の内部も常に変化。


本当に世の中変化だらけや。

ピタッと一致して、不動で行く関係なんてこの世の中には存在しないのでしょうね。


何年か前に、私は自分の中に強い迎合気質があることを認めました。

相手本意タイプ。
人に従順。
自分を犠牲にして相手に尽くす。


心理カウンセラーである菅波亮介さんは、このタイプの良いところとして、他者との一体感や親密感を味わうこと、柔らかな心の触れ合いがあること、相手との調和を楽しめる事を挙げています。

そして問題点も。

それは、相手の奴隷になって自分を見失ってしまうこと、自分を後回しにしすぎて自分を傷つけ不満状態で放置してしまうこと。

だって。
まさしく過去の私です。


心理カウンセラーである菅波さんは、相手本意タイプ(迎合)の良いところを挙げて下さっていて本当に嬉しい。

世の中全てのことには良いところと悪いところがあるものです。

私は確かに人との親密感を沢山味わっていて、それが本当に心地よく幸せでした。

でも、自分を抑えて後回しにしている苦しみも確かに味わっていたんです。

自分を大切にしていなかったからね。


今、自分を大切にし始めて。
自分でも分かるくらい自分の内部が変わってきました。
そして、今まで近しく親密感を味わってきた人達と合わなくなってきたんです。


私が変われば相手も変わる。
相手が変われば私も変わる。


今まで心地よくピタッとくっついていた相性が合わなくなって来るというのはとても寂しく、もう一度あの心地よさを!ってすがりたくなります。


菅波さんは、相手本意タイプが克服せねばならない心理構造として以下の事を挙げています。

・自己主張してはいけないという固定観念
・嫌われる恐怖
・見捨てられる恐怖
・ひとりぼっちになる恐怖
・相手の承認を失う恐怖
・愛情飢餓
・甘えたい、頼りたいという執着
・自立や自分の人生の責任を負うことへの抵 抗
・相手の世話を焼くことで安心したい衝動


今の私がまさしくこの恐怖の真っ只中にいます。
嫌われた、とかボッチだ、とか認めてもらえない、とか。
自分がよく変化していくのは嬉しいことだけど、この恐怖に向き合うことになろうとは。


親密感を味わってきた人達と距離が出来た寂しさとこの恐怖と。

トホホや。


でも、面白いことに

自分が変化することで相手も変化して、対人関係が急激に変わる対象もいれば

自分が変化したというのに、対人関係に大きな変化が起きない対象もいるんです。

これって本当に面白い。

きっと私の人としての成熟度と、相手の成熟度の兼ね合いの問題なのかしら。

とすると
出会いはやはり一期一会なんですね。


出会う時、それぞれの成熟度で出会い、それに見合った関係が作られる。


大好きな人がいて関係が壊れるときに
「あー、私がもっと出来た(成熟した)人間であったらこの人ともっと楽しくいけたのに。」

なんて思ったとしても

出会ったときの成熟度合いなんて誰にも決められない。
たられば、は無し。
その時その時の状態でいくしかないんです。

これから成長して成熟していくであろう私。(もちろん誰もが)

これから出会うであろう人とさらに親しい間柄になれるだろう。どんなにもっと幸せを感じられるだろう。


ワクワク


後、欲をいえば離れていく間柄になった人ともお互い成長、成熟して、又いつか再び交流が持てたら…

この上なく幸せなんだろうな。
夢見る私。
これって結局、まだ執着かな。


なんにせよ、成長するしかないですね。

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