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愛の天秤

人への愛と、自分への愛は、

まったくの別ものだった


自分への愛があってこそ

人への愛が加速すること


どちらも欠けていたらさみしい


天秤は難しく、重さを測ろうとする。


そこにあるのはどちらの愛か。


足りなくなったら

集め、積んで、集め、積んでの繰り返し


時々こぼれ落ちながら

確実に増えていく

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