ただのふらみ
メインの詩集です。
私にはこんな意見があり、あなたとは違う意見だったとして たとえあなたのその意見を否定することがあっても 私はあなたの人格や価値観までは否定しない 揺るぎない正義があったとしても 他人に押し付けることはない あなたの意見は、わたしの未知の領域にまで足を踏み入れてくれたよ 新しい発見や未来が拓けたよ だから、気づかせてくれたあなたがいてくれてほんとうに良かった。 伝えてくれてありがとうね。
わたしを満たす方法を探している 珈琲をいれて一息ついても 夕日にたそがれる時があっても 根っこのぶぶんは満たされなくて。 忙しい毎日の中 小さな穴から零れていく。 旅に想いを巡らせて 注ぐ行動を重ねて 行きつく先に いつかたどり着けるなら。 旅することが生きる意味に変わり 小さな穴は 最果てに出会うあなたが埋めてくれるかな あなたに出会うために、今日も生きよう
人への愛と、自分への愛は、 まったくの別ものだった 自分への愛があってこそ 人への愛が加速すること どちらも欠けていたらさみしい 天秤は難しく、重さを測ろうとする。 そこにあるのはどちらの愛か。 足りなくなったら 集め、積んで、集め、積んでの繰り返し 時々こぼれ落ちながら 確実に増えていく
わたしはだれ。 瞳の奥の奥の奥の奥の奥のおくのおくのおくにたずねてみる SNSで作ったことばは本物か。 その線と戦で作られたデジタル文字は感情を表すか。 吠えたことばの先にあるのは暗黒か。光か。 見えないものにこそ時間を割いて 奥底にある暗闇をかっさばいて 今日も電球を探すのだ