漫画|正反対な君と僕が尊すぎてにやにやする話
定期的に理不尽な扱いに絶望する作品を読んで泣き活してて心が疲れてきたので、心穏やかに読める作品を摂取週間のただの素人です。
ジャンプ+で連載中の『正反対な君と僕』がぎゅんぎゅんに心にぶっささったので布教記事を書いてみました。
わかりやすくデフォルメされた高校生の心情が廃れたアラサーの心をぐっさぐさに刺しまくったので、ちょっと平常心保っていられなかった…。そんな同士読者からの熱い気持ちがこの作品のコメント欄に溢れてて「だよね〜〜!」ってなった。
『正反対な君と僕』は隔週月曜日で少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)で更新中。ほのぼのラブコメで日常に癒しがほしい疲れてる大人はぜひ読んで一緒ににやにやしようね。
あらすじ
この漫画は主に六人の高校2年生、3つのCPを中心に話が進んでいく。
・谷×鈴木:眼鏡男子谷と繊細さんギャル鈴木(主人公たち)
・山田×西:陽キャ男子山田とコミュ障女子西
・平×東:高校デビュー男子平とダウナー系女子東
ただの素人の一押しは3つ目のタイラズマ。高校デビューで人間不信な平の過去にも共感できる部分があり、ダウナー系女子東元カレはクズ男だらけ女子からは便利な友達のような扱いをされてきた…というそれだけでメインキャラはれちゃう2人の純愛ラブストーリー。元彼がいても純愛だよね。(ここはぜひ本編よんで)
ちなみに作者の阿賀沢先生は2023年アニメ「氷の城壁」の作者でもあります。ご存じない方は一旦公式PVをどうぞ。ちなみに現在ジャンプ+で数話無料で読めます。私は読んだよ!
この作品をおすすめしたい人
ラブコメ好き、ほのぼの好き、絵が見やすいものが好きな方!
絵は独特なのですが、線がすっきりしていてキャラ設定がしっかりしているのでセリフが読みやすいのも漫画初心者にもおすすめなポイント。
ラブコメディなんだけど、阿賀沢先生は心理描写がとても上手でキャラそれぞれを深掘りしてくれるのが読者のもやもやも救ってくれるような浄化作用が…(過去に何があった)
はじめはただの脇役か?って思ってたキャラもだんだん愛着湧いてくる。
キャラ愛が伝わってくる作品、大好物です。(ふつうの軽音部しかり)
ぎゅんポイント
個人的ギュンポイントをネタバレ有りで載せていくので注意!
・10話:唇を全て内側に巻き込んでニヤニヤしないようにしているほんちゃん、わかるよ…ってなる
・21話:「もう2度と普通の誕生日を送れなくなるような一生忘れられないやつ…」鈴木に突っ込む山田の会話
・キス確定演出で🐟鱚を出すのはずるいわ!!!
第一話からぎゅんぎゅんで十話あたりまでは公共の場で読むのはお勧めしません、ポーカーフェイスじゃなかったら大変なことになるぞ!油断するな!
あとがき
『正反対な君と僕』という、タイトルもうまいなと思う。物語始まってすぐギャル鈴木視点で読者は読んでいくけど、タイトル見返すと、あれ、君と僕ってことは谷から見た鈴木ってこと?って気づく。
そこに気づくと、動じない谷の言動に揺さぶられる鈴木という関係が崩れていって、実は大きく変化することになっていくのは僕の方だったという見方になる。
どのキャラも良い子ばかりで、少女漫画系統によくみられる男女の三角関係とか醜いいじめの蹴落とし合いといったものがないのも良いポイント。
ぜひ日々社会の波に揉まれて疲弊しているそこのあなたや、高校生生活を闇に葬ったただの素人と同じ境遇のそこのあなた、『正反対な君と僕』を読んで幻の高校生生活というきらめきを摂取しよう…。