行き当たりばったり人生④音響中編
さて、
ついつい2話目に入ってしまった
『音響編』
ですが(笑)💦
社会人の方が4人も入った
新生バンドが始まり
今までガムシャラに右も左もわからず
ただただ突き進んでいたのとは違い、
演奏も皆さん上手だし
『アドリブ』
なんてやってる!
突然セッションが始まったりして
高校生のボクには
めちゃくちゃに刺激的でした!
いろんな事を教わりましたし、
沢山ダメだしもされて凹んだし、
でも、自分は特別な体験をしてるんだ!
って言うのがとにかく嬉しかったなぁ😊
そして、憧れ上手な自分の
当時最大の憧れは…、
『車!』
高校生の自分達の移動手段は
『自転車か電車』
でも、
そのお兄さんメンバーは全員
『車』
でした!
スタジオに行くと皆さんの車が停めてある。
その横に自転車を停める自分が
なんかすごくショボく感じたりして(笑)
そしてスタジオに入ると
『タバコ』
これにもなんか
親父さんが吸うのとは違う、
ミュージシャン!を感じたなぁ(笑)
そしてそして、
何より憧れたのは
練習が終わり帰る時、
タバコをくわえながら、
『おつかれ!』
とそれぞれ車に乗り込み
別れ際に短く
『ビッ』
と、クラクションを鳴らし
右手を上げて軽く会釈する!!!
『おっとなーーー!!!』
自転車に跨り、
その様にしびれつつ挨拶をして
『自分もあんな
大人なミュージシャンになるぞ!』
そう心に誓うのでした(笑)
そんなこんなで
自分もいよいよ高校卒業となり
社会に出て行く訳ですが、
進学もせず、就職もせず、
とにかくミュージシャンになる!
なんてのは甘い考えでして💦
卒業前ともなると
家族会議が…。
その頃父親が生死を彷徨うような病気で
長期入院した事もあり、
さすがに
『ミュージシャンになる!』
とは言い出せず、
かと言って学校から勧められた就職も
勝手に全部断ったし(笑)💦
(工業高校)
その頃はまだ
良い高校、良い大学、
そして良い就職!
めでたく終身雇用に明るい老後、
が当たり前、の時代。
とは言え、
勉強なんて全くしなかったから
進学なんて考えられる訳もなく…。
『お前なぁ、何がしたいねん?!』
『…。』
『そんな宙ぶらりんで生きて行ける程
世の中、甘ないぞ!』
『…。』
ぐうの音も出ません。
親父さんの言う事はごもっとも。
うーん、どうしたものか、
でも、働くにせよ
音楽に少しでも絡んでいたい…。
そんな仕事…、
何か無いものか…、
『…、』
『!!!』
『あるやん!』
親父さんの本職はフリーの舞台照明マン。
関西の大ホールを回る職人さんでした。
それこそ超有名な人達の
コンサートの照明に携わっていました。
そして、そんな照明の世界にも憧れて
高校生の時は夏休みの時なんかに
現場に連れて行ってもらい
照明のアルバイトをさせてもらっていました。
そうだ!
舞台照明マンになれば
音楽とも関われる!
そして、間近で超一流の演奏も聴ける!
あわよくばそんな方とも繋がりができるかも?!
そんな下心満載な考えで親父さんに
『舞台照明の仕事をしたい!』
と打ち明けたのです。
『それはそれで大変やぞ』
と言いつつも
少し嬉しそうな親父さんの顔。
『ほんまにやるねんな。』
『うん!』
と言う事であっさり進路は決定!
親父さんのコネもあって、
まずは修行期間という事で
フリーでの照明の仕事を
半年先までビッチリ決めてもらいました。
これでボクの人生一安心!
の、はずでした…。
が、
その直後、
行き当たりばったりを象徴するような
自分の人生を大きく揺るがす
一大事件が起こるのです(笑)
その話しは
まさかの次回にでも😅(笑)
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