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マイケル・ムーア作品をまとめて再視聴
朝っぱらから隣県の「煮干しラーメン山岡家」で極濃煮干し豚骨ラーメンの細麺を啜って帰宅したのちに、マイケル・ムーア作品である「ボーリング・フォー・コロンバイン」のDVD(レンタル落ちの中古を昔に購入してた)をダラダラ視聴してたんですよ。
きっかけ的な話としては、職場の年下の先輩スタッフと話をしてて、その方が「カナダに行きたい」みたいなことを言ってだので、ふとボーリング・フォー・コロンバインのことを思い出したわけで。
確かAmazonプライムにあったと思う、とその方には紹介してみたけれど、後で確認したら僕の記憶が間違ってて、Amazonプライムにはなかったんだよね。
以前はあったと思ったんだけれど、今はマイケル・ムーア監督作品のほとんどが削除されているようで、見放題で視聴できる作品は皆無だった。
で、「どうしたら観てもらえるかなー」なんて考えているうちに、ふと「そういえば以前に買ったのがあったなぁ」と。
そういえば久しく観ていなかったなと思って、何年かぶりにパソコンのDVDドライブを動かして、映画を視聴したという次第です。
残念なことに、自宅にあるDVDは一部データが破損していて、特定のチャプターを再生中に停止してしまうんですが、次のチャプターからは通常通り再生できるので、続きを最後まで視聴していました。
内容にはあまり関係ないですが、個人的に吹き替え版の江原正士さんの演じるマイケル・ムーアが好きで、吹き替え版の方しか見てないんですけど、作業しながら視聴するなら吹き替え音声の方が楽なんですよねぇ。
ま、それはともかく、視聴してて思ったんですけど、この作品は2002年頃の話なんですが、マスメディアが犯罪を数多く取り上げることで、実際の犯罪件数よりも「治安が悪化してる」と実際の状況よりも受ける印象が悪くなったりするようなことって、今の日本でも感じられることだと思うんですよね。
奇しくも過去に僕が書いた記事に、マリリン・マンソンがこの作品中で語った話がありますけど、改めてボーリング・フォー・コロンバインを視聴して、「残念な話だけれど、このときのアメリカに日本も追いついてしまった感があるなぁ」なんて思ったんですよね。
流石に銃社会と比較すれば、銃器が原因になる殺人なんてのは極々少ない数ではあるけれど、闇バイトやら特殊詐欺やら通り魔やら危険運転やらと、マスメディアは常に「危ない何か」を求めていて、それがあったら声高に恐怖を喧伝しているように感じるんですよね。
そして、視聴率を稼いで、CMを視聴者にめせつけて、購買意欲を植え付け、スポンサーに利益をもたらし、更に多くのスポンサーを求めるようになる……、みたいな。
で、興味深いなと思って、「華氏911」「キャピタリズム マネーは踊る」「シッコ」と続けて視聴してしまって日曜がほぼ潰れてしまったんですが、どの映画も興味深くて面白く、他の作品も観たいなぁ、なんて思ってしまいました。
最近無事釈放されて、安堵しながらフランスに還った、どこかの白髪のトドみたいな輩が出演してた似非ドキュメンタリー的なヤツよりは、遥かに意義も意味もあって、観るに値するなぁ、と思いました(腹立たしいニュースだったので、突然の当てこすりになってしまった)。
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