父の日に親父への手紙を故郷の高崎駅に出稿したらTwitterでバズったけど、それよりも嬉しかったことは皆様からのメッセージだった話。
父の日に、こんな広告を故郷のローカル駅に出しました。
自分史上最高によい反応をたくさんもらってスマホの通知が止まらない状態になりましたが、この広告の背景を少し語らせてください。
「父の日、何か広報企画ある?」
『前例のない熱狂を、しかける』という、ミッションを掲げた僕らにとっては、ひたすら、前例のない企画をしなくちゃいけないのが、僕らの広報戦略ではあるが、広報チームはそれを楽しんでやっている。感はある。
これまでにも、バレンタインデーなどのTwitter企画も当たって、たくさんの成功体験はあった。
レバレッジの広報部には、学生インターンの広報担当もいて、とにかく、
「面白いこと、やってみようぜ!」
常にこんなノリノリな雰囲気のチームに、父の日に何かできないか?と、ブレストていたら、
「社長、お父さんへの何か思い出って、ないですかね?」
と、ブーメランが戻ってきたので、祖父の会社倒産で苦労したこと。昔厳しかったこと。キャッチボールの思い出がなかったこと。超絶スパルタだったけど超進学校に合格できたこと。なんか、書いているうちに、今のレバレッジがあるのは親父のおかげかな?と自分でも思ってしまったので、それを広報のグループチャットに思いのままに書きなぐった。すると、
「これ、素晴らしいから故郷の高崎駅にポスターにして出しませんか?」
そう、レバレッジの広報の顧問に入って頂いている元カヤックのコピーライターさんに、提案された。
「え?自分の手紙でいいの?でも、駅広告って、高くないの?」
調べたら、上信電鉄高崎駅で、1ヶ月1枚7,000円。まじか!2枚出しても14,000円。
やると決めたら早いのがレバレッジの広報チームで、ポスターも完成して、試しにレバレッジのオフィスに掲載してみたら社員たちの反応がよかった。
これなら、いける!
僭越ながら、地元の高崎駅にポスターを依頼させてもらった。ダメ元で母校の高崎高校にもお願いしたら快諾いただき、母校にも掲載されることに。
久々の高崎駅に僕らは降り立ち、実際に掲載された様子を撮影しに行きました。すでに高崎駅の方から掲載の様子は写真でもらってましたが、学生インターン生が担当としてやっている企画だから、実際に自分の目で見てみたいと、一緒に高崎駅に行ってきました。
Twitterに投稿したらバズった!
正直、そこまでお金をかけているわけじゃないし、もちろん有料広告も使うつもりはなかったから、数百人くらいの目にとまれば、それでも嬉しいくらいの気持ちで投稿した。
投稿後、数分でリツイートやいいね!の通知の嵐。ついに音が鳴り止まず携帯が鳴り止まないので通知を切るほどに。
人生で初めて、バズるということを経験したかもしれない。具体的な数値で言えば、投稿24時間で、、、
100万インプレッションは超えた。
これは、今までのキャンペーンにおいて、間違いなく過去最高記録。
間違いなく、広報室の快挙。みんなで喜んだ。
クスっと笑えることや、誰もが考えつかないようなことでも、すべて、本気で考え抜いて、やるからには徹底的に仕掛ける。そして、それが当たったら、仲間たちと、心から喜び、笑い合える。
レバレッジでは、誰もが、仕事を心から楽しんでいる。
今回の父の日企画も、やってよかった。やらないと味わえない。
しかし、1番の喜びは、DMやリツイートで、
「疎遠な父親に会いたくなりました。」
「なかなか言えないありがとうを父に伝えました。」
「父親に連絡するきっかけをありがとう!」
予想もしてなかった、感想や感謝の言葉をいただき、僕らの仕掛けって、誰かの行動を促せているという気づきは、本当に、僕らにとって次の行動の大きなエネルギーとすら思えました。
たかだか、プロテイン。
しかし、そんな無機質な商品でも、マーケティングに想いを込めて、ストーリーを載せれば、まるで生き物のようにたくさんの人の手元に届けられる。
なにより、今回の企画で有り難かったことこそ、
「もう、VALXしか買わない」
「今までプロテインって飲んだことないけど買ってみます」
「自分が好きなVALXが、さらに好きになった」
こんな声も、びっくりするくらい集まってきて、広報という存在意義の大きさを、目の当たりにしました。
反応は、こちらにまとめてます。
「前例のない熱狂を、しかける」
これからも、しかけ続けていきます。
あ、そういえば、父の日企画のあと、天国の父から手紙が届きました。母の代筆です。やはり、親の愛って偉大ですね。
VALX 代表 只石昌幸
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