小林忠広 | ⛳にイノベーションを!

ゴルフ場経営&兼業家 | 【経歴】慶應高校ラグビー全国大会出場→ラグビー協会スタッフ/スポーツ教育のNPO法人を学生創業→慶應大学院→家業を事業承継→世界最年少ゴルフ場経営者 ●良いチーム作りによる会社変革 ●両利きの経営実践者

小林忠広 | ⛳にイノベーションを!

ゴルフ場経営&兼業家 | 【経歴】慶應高校ラグビー全国大会出場→ラグビー協会スタッフ/スポーツ教育のNPO法人を学生創業→慶應大学院→家業を事業承継→世界最年少ゴルフ場経営者 ●良いチーム作りによる会社変革 ●両利きの経営実践者

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小林忠広のプロフィール

1992年生まれ。東京都出身の小林忠広と申します。 ゴルフにイノベーションを。スポーツコーチングの文化を変えることを。 二つのスポーツの活動を主軸に動いております。 その他、個人で企業の新規事業に携わる他、プロフェッショナルコーチングも行っております。 生い立ち振り返るとラグビー一色でした。小学校から始めて、全国大会で活躍することを夢みたラグビー少年。身長が大きかったこともあり、念願かなって、慶應高校ラグビー部主将として全国大会に出場しました。 大学進学時にラグビーを続ける

    • 農業への想い

      セブンハンドレッドの3代目として栃木県・さくら市に関わるようになった時、改めて水田の美しさに圧倒されました。祖父と父とセブンハンドレッドでプレーをしていた時から「稲穂の緑」を見て育った原体験から、栃木には綺麗な「緑色」のイメージを持っています。 東京に住み、栃木に通い経営を行う中で最近は田舎の豊かさを強く感じています。当たり前に美味しいものが食べることができ、豊かな緑に囲まれながら過ごす日常は、都会では高いお金を払って購入するものになっています。 日本の田園風景は、日本人が

      • 問いを深めるということ

        答えのない社会で、答えを見つけていく。 「答え(解決策)を見つけること」が主であり「考える」ことは従であると信じていきてきたが、最近はその思い込みを変えるように努力をしている。 学校教育でも、大学でも、スポーツでも、経営でも。 「答え(解決策)」を出すことでしか前進・成長できないといった、無意識な「アウトプット思考」が自分に根付いていた。もちろん、どんなに優れたアイデアでも解決策でも、世に出されなければ価値を生まないという意味ではアウトプットをすることが成果に直結することに

        • 1年前からの考え方の変化

          最近、物事を決定するときの自分の意思判断が変わってきたように感じている。 また、話をしていて、その人が何に囚われて意思判断ができていないのかが断片的に聞くだけでも分かってしまうことが多い (後で聞くと、やっぱりそうだよね、ということになるので間違いは少なそう) 明確に感じるのは、自分のメンタルモデルが、1年前とは何かが大きく変わったということだ。 メンタルモデルとは、私たちの考えや行動を決定し、何がどのように見えるかということまでも左右する「思考の仕方」だと自分は考えてる

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        • 【ゴルフにイノベーションを!】セブンハンドレッドでの取組み
          10本
        • 【ダブル・ゴール文化づくり】スポーツコーチング・イニシアチブ
          2本

        記事

          新年の抱負とこれから

          今年は「生産性」を高める年にしたい 元旦の日経新聞は「豊かさ」がテーマだった。 エズラ・ヴォーゲルが提唱した「Japan As No.1」の時代からは想像もできないような日本は意志と歴史もある経済大国から、二流国家へと成り下がったと感じています。 経済成長とは程遠い国となり、チャレンジ意志を持ち社会を変えたいと思う子どもも少ない国となってしまっています。 これからは日本全体となって、 ①いかに生き残るか ②産業を興せるか ③世界と闘うかを本気で考えないといけない時代と

          三が日

          新年元旦から、通常と変わらない日々を送ることができた。休みすぎると調子狂う自分にとって、一緒に仕事できる仲間がいることに感謝🙏! 今まで開催されなかったことが不思議なくらいの、各部所集合した第1回目のミーティングが開催されたことはとっても嬉しかった! 有り難いことにslackには把握しきれない程の情報が投稿されることに。 社内からも「追いきれない」との言葉が聞けるようになってきた。少し前はslackを使う量が少なかった社内環境から考えれば大幅な進歩😂✨✨ 少しずつ、皆の力

          2022年のスタート

          今年はお丸山ホテルで新年を迎えた。 大晦日の夜は地元・栃木県さくら市の仙禽さんの冬の特別酒「雪だるま」with 素晴らしい器と、お丸山ホテル特性の年越しそば。 仕事の話をしながら、気づいたら新年を迎えていた。その後は近所の喜連川神社へ。 美味しい甘酒と、暖かい焚き火と、優しい喜連川の人々に感謝。 初日の出はお丸山の山頂で。とても素晴らしい日の出🌅だったけど、写真撮り忘れた😂 朝一番にみた日経新聞は「豊かさ」をテーマにしていた。これからはやはり、ここがキーワードになって

          「誰一人取り残されない」SDGsの本義とゴルフ場経営(後編)

          人と人の「つながり」が新たな経営資本になるここまでの話だと、慈善事業に注力するだけの印象かもしれないが、そうではない。ぼくは、SDGsを体現することが企業活動を爆発的に前進させる、イノベーション創出の最大の機会だと考えている。 イノベーションは、シュンペーターが「経済発展の理論」の中で用いた「新結合」と訳されることが多いが、その原義は「生産をするということは、われわれの利用しうる色々な物や力を結合することである。生産物および生産方法の変更とは、これらの物や力の結合をすること

          「誰一人取り残されない」SDGsの本義とゴルフ場経営(後編)

          「誰一人取り残されない」SDGsの本義とゴルフ場経営(前編)

          松下幸之助は「企業は社会の公器」という言葉を残した。過去2回の連載では新たなゴルフ場の価値を「公益」の視点で考えて、地域社会との共生やフットゴルフの導入など、実際の活動を中心に紹介してきた。3回目の今回は、なぜ自分がそのような考えに至ったのかをいくつかの視点でお伝えしたい。 Sustainable Development Goals(SDGs=持続可能な開発目標)の達成が近年、叫ばれている。だが、本来は企業の存在目的や、活動そのものが、次代を担うに相応しいものでなければなら

          「誰一人取り残されない」SDGsの本義とゴルフ場経営(前編)

          ゴルフとサッカーのハイブリッド競技(後編)

          町興しにもつながった ただ、フットゴルファーに悪気はなく、最大の問題はマナーを「知らない」ことなのだ。当初は「ゴルファーがボールを打つ時に大声を出す」「前をプレーするゴルファーとの間隔の取り方ができていない」「前のゴルファーを追い抜いてしまった」など、フットゴルフに対する悪印象や偏見があった。 話は少し横道に逸れるが、昨今では外部との協業により新しい価値を生み出す「オープンイノベーション」が盛んになっている。異なる背景をもつ企業同士が協業すれば、新たな視点で従来にない価値を

          ゴルフとサッカーのハイブリッド競技(後編)

          ゴルフとサッカーのハイブリッド競技(前編)

          ぼくは栃木県さくら市のゴルフ場、セブンハンドレッドクラブの三代目オーナーだが、一昨年、事業承継を決める前に「自分の役割」について悩んでいた。多くのゴルフ場は地元との関りが薄く、東京から来て山を買い、ゴルフ場にして「入山料」を取るビジネス。そんな在り方に強い疑問を感じていたからだ。 ある日、地元・さくら市の教育委員会から「子ども達が走る場所がない」と聞いて衝撃を受けた。広大な敷地をもつゴルフ場が、なぜ地域の子ども達に遊ぶ場所を開放しないのか。「ゴルフ場をもっと開かれた場所にし

          ゴルフとサッカーのハイブリッド競技(前編)

          700本のトライ目指して「温泉ホテル」買収(後編)

          「やりましょうよ!」自分が2019年に代表となってから、「ゴルフ場の文化を変える」ための取り組みに注力してきた。 合言葉は「やってみよう」であり、まずはトライして、そこから判断しよう、と言い続けた。冒頭に触れたが、セブンハンドレッドの社名にちなんでスタッフや取引企業、地元関係者と連携して「年で700本のトライ」を生むための「セブンハンドレッド・トライアル」を実行中。 ゴルフ場スタッフの働き方改革、ベンチャー企業との協業、トップダウンではなくボトムアップ型の組織形態へ変更す

          700本のトライ目指して「温泉ホテル」買収(後編)

          700本のトライ目指して「温泉ホテル」買収(前編)

          わたしは2019年4月、三代目としてセブンハンドレッドクラブ(栃木県さくら市)の社長に就任した。現在28歳。就任当時は、世界一若いゴルフ場経営者ではなかったか。そのこと自体に価値はないが、当時はそれぐらいしかウリがなかった。高校時代、ラグビーで「花園」に出場した。脳震盪は日常茶飯事で、「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」は今も自分の生きる指針だ。そんなわけで今後10年間、700本のトライ(挑戦)をセブンハンドレッドを通じて達成したいと考えている。 大きなトライが、

          700本のトライ目指して「温泉ホテル」買収(前編)

          スポーツ教育の好循環を生みだす

          NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ(https://www.sports-coach.jp)の代表理事として、僕たちが実現したい「子どもたちが自らの可能性に挑戦でき、応援する大人が増える社会」の姿や、「どのような活動を行っているのか」を発信していきます。 スポーツ教育の問題と理想像活動をとおして生み出したい変化を明確にするために、スポーツコーチング・イニシアチブのメンバーを中心に、「現在のスポーツ教育」と「現在の子どものスポーツ環境」の何が問題かを洗い出しました。

          スポーツ教育の好循環を生みだす

          会社と地域をデザインする - 1

          アーティストの思考に触れてコロナ禍となってから、中々行くことが憚られていた美術館。久々に行くことができた。21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「㊙展 -めったに見られないデザイナー達の原画-」では、様々なデザイナーの思考プロセスや、創作活動の様子を見ることが出来た。 内藤廣さん、面出薫さん等の錚々たる方々の思考プロセスを見て、書き出して、思考を整理することにインスパイアされた。 セブンハンドレッドと地域のこれからいま考えていること、見えていることを書き出し

          会社と地域をデザインする - 1

          「ビジョン・ミッションを決める」700トライアル#001

          元記事はコチラ!:セブンハンドレッドクラブのスタッフブログからhttps://www.700c.jp/700trial/001/ 代表取締役社長の小林忠広です。記念すべき700トライアルの紹介ですが、赤裸々に紹介できればと思います! 今後も包み隠さず、僕たちのリアルな挑戦を紹介して行きたいと思いますので、その第一弾!となります。 セブンハンドレッドでは、さらなる成長のために、2019年度より新たなビジョン・ミッションを定めました。 ・ビジョン:「みんなが幸せを実感できるゴ

          「ビジョン・ミッションを決める」700トライアル#001