自己紹介:IPランドスケープについて個人的に思うことと私の昔話
本記事は「知財系 もっと Advent Calendar 2021」12/22 向け投稿です!
はじめまして!髙橋匡(ただし)と申します。私は企業規模と企業ステージの異なる3社(大企業・中小企業・ベンチャー企業)にて少数知財部門の立上げを経験した42歳の知財アナリストで、趣味は散歩です!
最近では、特許庁主催の第2回IPランドスケープセミナーや知財実務オンライン(コミュニケーションを重視した知財活動)等で登壇させていただく機会もあり、”知財をネタに雑談する世界を創ることを夢見ている”等と語る場面も多い私ですが・・・
自身のキャリアを振り返り、もともと私は知財に対する興味・関心が低かったことを思い出し、知財が特別視され過ぎず、知財を身近に感じる方が増えると良いなと思い、ブログの執筆を始めてみました。
今回は初回の記事なので、自己紹介として、IPランドスケープ(以下、IPL)について個人的に思うことと私の昔話を少しご紹介したいと思います!
IPランドスケープについて個人的に思うこと
IPLについてですが、崇高なものでなく気軽に取り組める活動にしていく必要があると思っています。
また、IPLを推進することは素晴らしいと思っていますが、知財分析以外の知財活動が否定される訳ではなく、知財活動全般について、分かりやすく伝えるチャンスなのではないでしょうか?
別の記事でご紹介したいと思いますが、IPLという言葉が生まれる前から”知財の見える化”に着目していたこともあり、対話相手によって 「伝える情報の対象や粒度」を使い分け 魅せ方を工夫することが肝要なんだろうと思っています!
実は私自身、知財に対する興味・関心が低かった
約10年前に私の知財キャリアがスタートするのですが・・・配置転換前は「知財って難しそうで、よく分からない」、「よく分からない知財の対応に時間を割かれたくない」と思っていたので・・・知財に対する私の興味・関心はかなり低かったです(笑)
そんな私が知財に対する興味・関心が高まったキッカケ
特許権の維持要否検討の業務で役員への説明資料を作成したことをキッカケに知財に興味・関心が高まってきました!当時の上司が「特許権の維持要否」について担当役員に説明した後に 私の作成した資料が役に立ったと感謝されたのです。
この経験から得られた気付きはとてもシンプルで、知財を見える化(知財部が提供する資料や情報を対話相手に分かりやすく伝わるように翻訳)することで、社内のコミュニケーションが活性化される可能性が高いということでした(もちろん、知財についても社内のコミュニケーションが円滑な組織も存在すると思います)!
今後のブログの方向性
”知財の見える化”をキッカケに、私の知的好奇心は刺激され、私の行動に変化が生まれ、経営・現場 双方との対話を重視した知財活動を目指すようになります!
今後のブログでは、自身のキャリアの振り返りから得られた気付きを発信(たまに脱線しつつ)していく予定です。
なお、本ブログにおける掲載内容は、筆者の個人的見解であり、現在所属している(又は過去に所属してきた)組織・団体等の見解を示すものではありません。
あとがき
知財ライターのUchidaさんが「知財系 もっともっと Advent Calendar 2021」の投稿(デザイン経営に関する記事)で、企業知財人財の課題として”他部門とのコミュニケーション”について取りあげており、そのバトンを受け取って、私は「知財活動においてコミュニケーションを重視するようになった原点」を振り返る記事を自己紹介代わりに執筆することにしました!
また、最近立ち上がった知財系情報発信者のための新しいプラットフォーム「Yuroocle(ゆるーくる)」についてはサポーター的な立場で何か支援ができると良いかと思っています!
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