アナリティクスのクリックイベントをGoogleタグマネージャーで設定
アクセス解析に必要不可欠なGoogleアナリティクス
サイト運営、またインターネット広告を運用している方は、Googleアナリティクスを使用して、どこからユーザーが来たか、そしてどういう行動をしたかなどを解析している人は多いと思います。
アクセス解析は何のために行うのか
私の場合は、集客チャネルで流入経路におけるPV数等の確認もそうですが、滞在時間、直帰率などサイトのパフォーマンス診断にも使用します。
そのパフォーマンスをはかる上で、設置したボタン押されているかどうかを計測することがあります。
今回はGoogleタグマネージャーを用いたボタンのクリック計測をご紹介します。
取得するのは電話のタップ
アナリティクスがすでにあり、Googleタグマネージャーによって管理されているというのが前提です。
新規タグの作成
名前をつけてタグの設定へ
テンプレートからアナリティクスを選択
今回はユニバーサルアナリティクスで設定します。※GA4ではない
カテゴリとアクションに任意の項目をいれる
トラッキングIDを設定してタグは完了
設定変数を定義しておくと楽ですが今回は直接トラッキングIDをいれます
トラッキングIDはアナリティクスでプロパティ作成時に付与されるIDです
例:UA-10880000-99
イベントの発生回数を制御
誤タップが発生しやすい、なるべくユーザー重複をさけるため1ページにつき1度で設定します。トリガー設定へと進みます。
トリガーを作成
デフォルトのトリガーではクリックはとれないため、新たに作成します
リンクのクリックで作成
HTMLのa要素に対して、href内の値や、テキストなど設定ができます
URLを指定して保存
href="tel:12345678" 等で指定されてますが、サイトによってはtel:123-345-678となっていたりします。
電話タップがおされているかどうかなので、ページ指定もそのままで汎用性をもたせるためにURLは「tel:」で「含む」にして設定しました
まとめ
今回はアナリティクスで設定しましたが、広告タグでも基本的には設定は同じです。最近多いLINE公式へのタップはURLをlin.mee等にするととれます。