組織の成長#1
チーム運営とサッカー日本代表
少し古いが記事にしよう。
いろいろと学ぶことが過去から学ぶものである。
トルシエ元監督はチーム運営において、『組織力』を重視されていた。
「サッカーにおいて、組織力が60%、個の力が30%、残る10%は不確定要素だ」との発言を残していただろう。多分。
トルシエ監督のいう組織力は「組織が監督の戦術のままに動くこと」を意味していただろう。
彼のチーム運営を極端に表現する言葉に「オートマティズム」があります。
トルシエ監督は事前に個々の選手達に対して監督の意図を全て伝えておき、監督の意図する戦略や、個々の選手がとるべき行動をすりこんでいました。
そして、ボールの位置に合わせて、選手が「自動的に」動けることを理想にしていたと思います。
その結果、チームはチームはある程度の成果を上げることができました。
オートマティズムにすることで、チームにどのような選手が入ったとしても、また抜けたとしても、監督の指示で適切な形で動け、チームの質が大きく変化せずにすんだのでしょう。
このような戦略は、選手達の個性の能力にそれほど頼らなくても、ある程度結果を残せる方法だと思います。
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