譜読みとは符読み
譜読みをする時に音符の位置を必死に追いかけ音程を探って行きますよね
そうして運指とかを考えて決めていく訳ですが
軽視しがちなのが符読みです。つまり音価や休符の長さを読む事です。
実は譜読み間違いは音程間違いより音価間違えの方が
合奏時の事故に繋がりやすいです。
特に休符は落とし穴で、ココの数え間違いが有ると
小節アタマがズレてしまって迷子が発生します。
実は音程より音価の方をクチで歌える、手拍子で叩ける状態で
読んでしまう方が合奏での事故にはなりにくいのです。
しかし楽譜には同じ音価表記でも作曲家によって
また時代によって若干の解釈が変わるのに注意です。
あるあるなのは符点の扱いです。
付点四分音符+八分音符のフレーズをバロックでは若干
三連符に近づけて少し前詰まりする事で
小気味良くサクサク進むように演奏しますが
ロマン派になってくると逆に複付点に近づける事で
じっくり溜めて大げさに歌わせがちです。
リズムや音価や休符は意外に奥が深いです。
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