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ペグコンポジションを使おう
私は弦の張替えの時には必ずやることがあります。
ペグのペグ穴に接する部分にペグコンポジションを塗ります。
あとナットと駒の弦に接する部分に蝋燭を塗ります。
たったコレだけで張って1週間程度経った安定した弦であれば
ほぼ調弦要らずのレベルで安定します。
ナットと駒に塗るのは鉛筆でも良いのですが
弾いている時に手が黒くなることがあるので
私は蝋燭にしています。
調弦が安定するというのは弾いていてとてもストレスがないですし
本来、音程は音色以上に優先されるべきものですが
高い肩当てなど、パーツにはこだわるのに
調弦の安定には無頓着な方が割と居まして
ペグが回らない!とか、回してもギューンと下がる!とかで
調弦に手こずっている方をよく見かけます。
ペグコンポジションは決して高いものではないので
弦交換の際には必ず使う事をオススメします。
もちろん長く使っている楽器などでは
ペグやペグ穴の摩耗も起きて
ペグコンポジションだけでは解決できない場合もあるので
工房での定期メンテナンスは言うまでも有りません。