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弓の返しはラウンドアバウト(前編)

昨日行ってきたオケ練習でプロオケ奏者の方にご指導いただいた内容が
素晴らしかったので、まんま受け売り企画です。
長くなるので前編後編に分けます。

ボウイングに関して弦に対して直角で弓先から弓元まで真っ直ぐ一直線で
弦と接する位置は指板と駒の中間近辺でキープ出来る事が最初の基本で
私もその様に習いました。それがクリア出来た後の話にはなりますが
しかし実際のところは弦に対してかなり斜めに当たっていたとしても
弦を弾く位置の縦滑りが起きずに一定の位置をキープして弾けていれば
ギコギコノイズは出さずに綺麗な音色で弾く事は出来ます。
隣の奏者にぶつかりそうだな?と思った時に
サッと手前側に引いて避けたりは日常的にしてますし。

最近のトレンドとして8の字ボウイングというのが有りまして
弓を真っ直ぐ一直線に往復させず8の字を描いて弾くというのがあります。
あまり良い例が見つからなかったので英語の動画になってしまいますが
貼っておきます。

私はあまり8の字を意識した事は無いのですが
ダウンボウで前方に押し込む意識は有ります。
アップボウで手前に弾く動きは意識していませんけれども
結果的にまあまあ似た動きにはなっているかもしれません。
個人的には8の字を描く事も一直線に往復する事も
あくまで手段で、それ自体を目的にはしないほうが良いと感じています。
手段を目的に応じて使い分ければ良くって
どちらも相反する流儀の類ではなく両立すると思います。
続きは後編で!

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