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冬の弦楽器の付き合い方

2週間前に弓の毛替えをしてきたのですが
弓を全開に緩めても少し張っている状態で
完全に緩める事が出来なくなっています。
これは2週間経ってかなり湿度が下がってしまったせいです。
弓毛は湿度が下がるとかなり長さが縮みますし
湿度が上がると長さが伸びます。
弓毛の張り具合はかなり変わってしまうのです。

また合奏練習中にペグがギュルーンと緩んで
チューニングが下がってしまう方々が多発していました。
湿度が低いとペグは滑りやすくなりますし
湿度が高いとペグが回りにくくなってしまいます。
弦交換のタイミングでペグコンポジションを塗るなり
工房でペグ調整するなりの対策が必要です。

冬は弦楽器との付き合い方に少し配慮が必要なのです。

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