白きは沈黙の街で 考察妄想1日目
劇団メイホリックによる朗読劇
『白きは沈黙の街で』
本日10月18日に登場人物の公式ビジュアル解禁がようやくスタートした本作ですが
以前から公開されていたあらすじと、本日公開のちょっとした情報だけで、考察したくなってきてしまったため、ここに書き殴ろうと思います
本記事は
今わかっている情報を整理して綴る事実パートと
私の理想、妄想がふんだんに盛り込まれた虚実妄想パートにわかれます
虚実妄想にはくれぐれも、お気をつけください
あらすじを読む
私はメイホリックさんの作品に全然詳しくありません
今まで観劇したことがあるのは、前作『美術室に置き去りにされた天使』だけです
(美術室に天使はガチよかったのでみなさん是非見てください。DVD発売されてます)
なのでメイホリックさんの作品傾向からの考察、ということができませんが
それでも、メイホリ初心者なりに思ったことを綴っていこうと思います
まず初めに、本作のあらすじから
前作は現代日本が舞台の微ファンタジーな青春学園ストーリーでしたが
今作は一から百まで、ガチガチのハイファンタジーを感じます
こんな感じで実はこれは現代の話で、ウインクルムっていうのは文明人の住む世界のことでした、とかそういう展開も無くはなさそうですが、妄想が過ぎるので一旦この話は無しで。
キービジュアルや設定から、いかにもアングラな雰囲気を感じます
「あー、重てー話なんだなぁ」という第一印象でした
登場人物を読む1
10月18日現在ビジュアルが解禁されているのは、あらすじで名前が出てきた3名
スイ
まず一人目はスイです
白き調査隊の隊員で
・単純
・真面目
・正義感が強い
という性格
また、隊長のカーネリアと相棒の神獣リーフィンを大切に思っている
ポストのセリフは「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」です
カーネリア
二人目、スイに大切に思われているカーネリア
彼女はスイを信頼しているらしいです
白の隊長で、口調からも優しそうな雰囲気
しかし「見た目は可愛らしいが、実力と経験値がある」とALTで紹介されています
紹介は「ラクリマの街を救ったとされる英雄エルクを先輩とし、タッグを組んでいたこともある 。」と続き、隊長たり得る実績が彼女に備わっていることが伺えます
さて、ここまでは事実の話
最後のリーフィンに移る前に、ちょっと虚実=妄想の話をいたしましょう
長過ぎる閑話 2つの妄想
妄想話1
スイとカーネリアの関係とは?
スイは隊員、カーネリアは隊長
二人は明確に上司と部下の関係にあります
しかしながら。二人の人物説明やセリフを見ていると
二人がただの上司と部下のようにはとても思えないのです
スイは「カーネリアのことを大切に思っている」
カーネリアは「スイを信頼している」
そしてカーネリアは「相変わらず甘えん坊だな…。 スイの隊長になれてよかったよ。」と、多分スイに向けて発言しています。
こう考えると、少なくとも二人の付き合いは長い。
「スイの隊長になれてよかったよ。」というセリフが
1.つい最近隊長になった。スイの隊長になれてよかった。
という意味なのか
2.スイは本当に心強い。スイの体調になれてよかったと改めて感じる
という意味なのか、わかりませんが。
前者であれば、カーネリアが隊長になったのはつい最近のことのように思います
もしそうなのであれば、カーネリアの口ぶりから、スイとは長い付き合いであることも加味し
カーネリアが隊長になる以前から、二人は気の知れた仲であるという解釈できそうです
なんなら私は、二人は幼馴染で一緒に隊に入った、のだと勝手に思っております
それほど、二人の距離は近いように感じるのです
これが妄想話1
スイとカーネリアの関係とは? でした
妄想話2
スイは誰を守れなかったか、スイは何を守りたいのか
「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」
このスイのセリフには2点、考察を広げられる箇所があります
それが
「(誰を/何を)守らなきゃ」いけないのかと
「今度こそ」という言葉から想像される以前守れなかった人とは誰なのか、という2点です
私がパッと思いついた説は2つ
説①
守りたいもの
→街の大切な人(家族、友人、恋人)
守れなかったもの
→街の大切な人(家族、友人、恋人)
守れなかったのは、調査隊に入る前、もしくは入ってまだ間もない頃とかでしょうか?
正義感の強い彼女は「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」という気持ちを抱くようになりました
説②
守りたいもの
→調査隊のみんな、街のみんな、街そのもの
守れなかったもの
→英雄エルク
カーネリアの説明に
「ラクリマの街を救ったとされる英雄エルクを先輩とし、タッグを組んでいたこともある 。」とあります
過去形です
カーネリアがエルクとタッグを組んでいたのは過去であること
また、「ラクリマの街を救ったとされる」ほどの実績の持ち主なのに、エルクが白き調査隊の隊長ではないことから
エルクは既に故人である。生死はともかく今はもうラクリマにはいない存在である
こう解釈するのが自然ではないでしょうか?
そして、正義感の強いスイにとって、ラクリマの英雄であるエルクは憧れの存在ではないでしょうか?
自分が憧れていた人、エルクを失ってしまったことをスイは強く悔いている。そうするとすんなり解釈できます
いや、ちょっと待てよ
「ラクリマの街を救ったとされる英雄エルク」が、スイの守りたかった対象、なのはおかしくないか?
そんな声が聞こえてきそうなので、補足の解釈説明をしましょう。
過去の戦いにおいて、スイは調査隊の一員として戦っていました
そのときの隊長は、ラクリマの街を救ったとされる英雄エルク
そして戦いの中で、エルクは街を守るのと引き換えに命を落としました
調査隊の仲間たちのことも守った、英雄と呼ぶのにふさわしい最期でした
こんなところでしょうか?
自分の力が及ばず英雄に守られたスイは強い正義感から
「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」と思うようになった。
こう考えると、スイが守りたかったのはエルク、というのも納得できませんか?
そして、スイが今守りたいと思っているのは、やはり大切な存在。
先ほどの昔話が正しいとするならば、エルクが守ったものを今度は自分が守ろうと思っているでしょう。
ここまで「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」というスイのセリフから2つの説を解説してきましたが。
これらには共通点があります。
それは、スイが守りたい対象がカーネリアであるということです。
妄想話1を正しいとするなら、スイにとってのカーネリアとは
隊長でありながら、彼女が隊長になるよりも前からの友人、ということになります。
スイの守りたい対象が家族、友人、恋人=大切な人でも隊のみんなでも
どちらだとしても、一番守りたい一人とはカーネリアなのではないでしょうか?
と、ここまでスイがカーネリアを守りたいという話をしてきましたが。
逆はどうでしょう?
再三取り扱っていますが、カーネリアのセリフに
「相変わらず甘えん坊だな…。 スイの隊長になれてよかったよ。」とあります。
もしこれが「隊長として、正義感が強いあまり危険な行動にでてしまうスイを指揮できる、スイを制御できる立場になれてよかった」という意味だとしたら
カーネリアは、スイに無理をしてほしくないと願っているとしたら
お互いを大切に思うが故のすれ違いがスイとカーネリアにあったとしたら、とても面白くいい百合になりそうですよね()
と、最後の話はだいぶん妄想に理想を重ねた妄言でしたが、これにて
妄想話2
スイは誰を守れなかったか、スイは何を守りたいのか、を終わろうと思います
さて、思いのほか虚実=妄想に関する話が長くなってしまいました
ここでキャラクター紹介の最後の一人、フィーリンに移っていきましょう
登場人物を読む2
フィーリン
フィーリンは人間と共存している神獣で、スイの相棒です
ALTの説明には「目を拘束具で覆われているが、これにより感知の憂力の促進と会話力を得ている。」とあります
上記引用ポストの画像、夏目ここなさんの鼻のあたりにかけられた紐? がその拘束具を表しているのでしょうか?
謎です
出演者の書き方的に、人ではないもののスイ、カーネリアと並ぶ重要人物であることに間違いはないので、フィーリンがどのような振る舞いをするのか、どのような修正を持つ神獣なのか、設定が今から楽しみで仕方ありません。
個人的には、相棒という関係ではないものの付き合いは長そうな
カーネリア&フィーリンの絡みが楽しみだったりします
世界観を読む
さて、登場人物を読んだので、今度は世界観を読んでいきましょう
この世界にはわかっている時点で2つの勢力があります
それが『輝石の街ラクリマ』と『沈黙の街ウインクルム』です
ラクリマは湖に浮かぶオルバーナ島にある街です
そして、島は沈黙の街の身勝手な実験により廃坑させられたとあります
その湖を渡った先にあるのが沈黙の街ウインクルム
ウインクルムは人攫いの噂が絶えないとか、身勝手な実験とか、とにかく悪い印象です
この部分だけ聞くと、ウインクルムはラクリマに攻め込んでくる、テロリスト的な、過激集団のようなイメージを抱くのですが
よくよくあらすじをみると、それは逆なようにも思えます
図にするとこんな感じでしょうか?
あらすじでは、ラクリマにとってのウインクルムは
敵、侵略者、外の世界からやってきたやつら、のように描かれていましたが
地形的にみると、むしろラクリマこそが異端であり、陸地に住む者たちからは畏怖の対象のようにも思えるのです
冒頭に冗談で話していた『実はこれは現代の話で、ウインクルムっていうのは文明人の住む世界のことでした』とのはこの地形的な側面から客観的に見たときに閃いたことです
さて、ここまでは事実に基づいた話です(既に若干妄想も入っているが)
しかしここからは、完全に妄想の話です
妄想話3
ラクリマこそが世界の異端である
ビジュアル解禁された3名のALT冒頭には、このようなことが書かれています
「輝石の街ラクリマ/白き調査隊 隊員」
「輝石の街ラクリマ/白き調査隊 隊長」
「輝石の街ラクリマ/神獣フィーリン」
各人物の所属を表す一文ですが、注目したいのは「白き調査隊」よりも前に「輝石の街ラクリマ」と記載されているところです
これは棲み分け、すなわち今後は「沈黙の街ウインクルム」に所属するキャラも出てくるだろうと推測されます
もちろん、敵役として出てくるのかも知れませんが。
上記の図による説明でも少し触れた通り
私はどうにも、ウインクルムはただ非情でラクリマを攻撃し、もしくは人攫いをする極悪集団であるようには思えないのです
むしろ、ウインクルムにおける畏怖の隊長とは、隣接する湖に浮かぶオルバーナ島に街を作り、神獣を使役した調査団を持つラクリマの人々なのではないでしょうか?
意味深なあらすじラストの数文は
「街を、人を、救いたい。」という正義が揺らいでいるような描写がなされています
大切な自分の街ラクリマこそが守るべき対象で、ウインクルムは絶対的に倒さなければならない敵
そう思い込んでいたスイが、真実に触れ、ウインクルムに住む人に触れ、その正義感を揺らがせていく
そんなストーリーを想像させる文章です
本当にラクリマが正義で、ウインクルムが悪か?
本当に白なのはどちらの街か?
劇の代にある「白きは」は、複数の意味を持つように思えますが
正義と悪を白と黒に喩えるのが、意味のうちの1つではないかと私は感じました
妄想話4
フィーリンはどのようにして生まれたのか?
さも当然のことのようにスイの相棒として紹介されたフィーリン
彼女(性別の有無は不明)は神獣です。神獣なのです
神獣って、そう簡単にいるものでしょうか?
もちろん、この世界観ではまあそんなに珍しいものでも無いのかも知れません
それならそれでいいのですが、しかしこういう部分に理由をこじつけたがるのが考察妄想オタクでありまして
神獣が生態系により自然に誕生した、もしくは神から遣わされたなどといった、存在するのが当たりである"以外"の場合について、考えていきたいと思います
2つ説があります
説①
神獣とは、ウインクルムの身勝手な実験により生み出された
あらすじにある身勝手な実験による産物が、神獣なのではないかという考え方です
それが、人間を神獣に変容させる実験なのか、動物を変容させる実験なのか、はたまた作り出す実験なのか
身勝手というくらいだから、人間を心中に変容させるとかなのでしょうか?
もう一点。
あらすじで沈黙の街ウインクルムは「人攫いのウワサが絶えない」と紹介されます
人攫いとは、ウインクルムの街の人々が、ラクリマの人を攫って実験していることを指すのでは無いでしょうか?
なんとも非人道的なことですが、ウインクルムが超悪者であるなら、そんなことをやってきてもおかしくないですよね
これが説①です
続いて、視点を逆にした説②
神獣とは、攫われたウインクルムの人がラクリマによって変容させられた姿である
さっきと真逆です
というのもみなさん
「人攫いの噂が絶えぬ沈黙の街ウインクルム」って聞いてどう思います?
例えばさきほど語ったようにウインクルムがテロリスト集団で
人攫いの噂が絶えぬウインクルム、って言われたら、「ああ、ウインクルムっていうのは人攫いする悪い人たちなのね」と解釈して間違いないと思います
しかし、とある街で「人攫いの噂が絶えぬ」って言われたらどう思います?
果たして、その街は人攫いばかりが住んでいる街だ、って思います?
どちらかというと、その街の住民が人攫いにあっていると解釈するのが妥当では無いでしょうか?
「人攫いの噂が絶えぬ沈黙の街ウインクルム」というのは、ウインクルムの人々は度々人攫いに会う
→人攫いしているのはラクリマの人間であり、ウインクルムの人々を攫ってきては神獣に変容させている
こういう解釈も、できなくはないということです
あらすじに「湖の向こうには行ってはいけない」や「白き調査隊として島の保全任務を全うする」とあるのに、隊の名前が「警備隊」などではなく「調査隊」であることを、いささか不思議に思っていました
調査とは、もちろん街の中で起きた出来事を調査という解釈もできるのですが
むしろ、外側の世界→ウインクルムに向けられているものなのでは無いでしょうか?
つまり、ラクリマ/白き調査団はウインクルムの街から人を攫って神獣にする極悪非道な集団なのでは無いか? ということです
さすがに妄想が過ぎますかね?
なんだか怒られそうな気がするので、この話はここら辺でやめておきたいと思います
以上
フィーリンはどのようにして生まれたのか?でした
キャラ名を宝石言葉から読む
メイホリックさんの前作、美術室に置き去りにされた天使では登場人物が花の名前、もしくは花をモチーフにした名前となっており
その花の花言葉がそれぞれの性格や立場と強く結びついていました
ここまでが事実の話
ここからいきなり妄想の話です
といっても、今回はかなり信憑性があると思います
まず今回も前回と同じ赤尾ひかるさんの脚本ですから、美術室に天使と同じように名前に意味が込められている、と仮定します
最初に『スイ』という名前を見た時はスイが表している花が複数思いつきました
スイセン、スイラン、スイレン、スイートピー。あげていくと切りがありません
なので、一旦保留として
次にカーネリア
「カーネ」と聞くとカーネーションなどを思い浮かべますが、前半が同じだけで後半は違います
と、ここで一つ視点を「花」から広げてみましょう
ズバリ、カーネリアが表しているのは「カーネリアン」ではないでしょうか?
そういえば、ラクリマにはウインクルムの沈黙の街に対を成す二つ名がありましたね。
そう、「輝石の街」です
今作は、少なくともラクリマのキャラクターは宝石がモチーフの名前な気がします
さて、ではここで先ほど保留にしていたスイについて考えましょう
スイが何かの花を表しているとするなら候補はたくさんありましたが、宝石と言われるとその言葉が表すのは
翠で間違いないでしょう
翡翠か、もしくはエメラルドを表す翠玉
どちらも緑色で、5月の誕生石です
スイの髪色は茶色でしたが、これがスイに対応する宝石だと思います
さて、宝石が判明したのなら、次にやるべきことは宝石言葉調べです
考察オタクというのは、花とか宝石を見るとすぐさま花言葉、宝石言葉を調べる習性を持っています
翠玉の宝石言葉は
「幸福」「幸運」「希望」
翡翠の宝石言葉は
「幸福」「長寿」「安定」「繁栄」
スイのキャラクターイメージ的には翡翠の言葉たちの方が当てはまる気がします
とりわけ「長寿」とは、まさにあなたに生きていてほしい→あなたを守りたいという意味ではないでしょうか?
「繁栄」はラクリマの繁栄のことでしょうか。もしくは正義の揺らぎによって、作中でその意味が変わっていくのかも知れません
以上、翠玉と翡翠の宝石言葉でした
次にカーネリア
カーネリアンの宝石言葉は
「成功」「優勝」「勇気」「友情」「落ち着き」
「落ち着き」は見た目も口調も優しさに溢れる彼女に似合っていますし、彼女のセリフからはスイを大切に思う「友情」という要素も感じられました
「成功」は隊長として白き調査隊の作戦を成功させようとしていること?
それが戦闘なのであれば「優勝」という言葉もハマりそうです
「勇気」というのは、優しく落ち着いた雰囲気のある彼女とは少し離れているように思えますが
彼女はエルクとタッグを組んでいたほどの実力の持ち主で、また隊長でもあるので
ときには勇ましく戦ったりもするのでしょうか?
そんな姿が「勇気」なのかもしれません
もしくは、スイに無茶をしてほしくないと思っている彼女が、スイを助けるために勇気を振り絞って無茶を……なんて妄想が捗りますが、何の根拠もないのでここでやめておきましょう。
ともあれこれが、カーネリアンの宝石言葉でした
最後にフィーリン
彼女に至っては、少し今までと違う解釈をします
というのも、私が調べた限りでは「フィーリン」と関連しそうな宝石は発見できませんでした
ここではスイとカーネリアと違い、フィーリンは神獣だから宝石をモチーフにした名前ではない、と解釈しますフィーリンは実はウインクルム出身だから名前が宝石関係ないとか、言い出したらキリがないので言いませんではフィーリンという名は何を表しているのか?
私がしている言葉で最もフィーリンに近い言葉はフィーリング(feeling)でした
feelの現在進行形で、感情、感覚、感触、感じる、という意味から
発展して、予感という使われ方もします
ここで思い出したいのが、フィーリンのビジュアル解禁ポストでのセリフ
「世界ハコンナニモ……」
人ならざる存在、神獣であるフィーリンは世界を見て何を思ってたのでしょうか?
目を拘束具で覆うことで感知能力を促進させているフィーリン。
すなわち、彼女は人の手によって拘束具を付けられて初めて世界を強く感じることができたのではないでしょうか?
前章で語った神獣元人間説も併せて、神獣という生物の設定や背景が気になって気になってたまりません
と、こんなところでキャラ名を宝石言葉から読むを終わりにしたいと思います
気がかり雑多
ここでは、 上記に含めることができなかった、考察というか気づき? 気がかり、を並べていきます
①
エルクの説明「救った」ではなく『救ったとされる』が不思議
カーネリアのALTにて「ウインクルムの街を救ったとされる英雄」と説明されるエルクですが
この「救ったとされる」という、伝聞的な推定的な文言が気になります
例えば、エルクは500年前に活躍した人で、今やおとぎ話のようになっているのであれば『救ったとされる』でも納得なのですが
カーネリアと一緒にタッグを組んでいたほどには最近の人であるのに「救った」ではなく『救ったとされ』ているのが不思議でたまりません
エルクには一体何があったのでしょうか? 不確定的ということは、それはみんなが直接目にしていない出来事。
すなわち、ラクリマではなくウインクルムで起こった出来事?
エルクが今はもういないと仮定したとき、亡くなっているのか、それともウインクルムで……
妄想が絶えませんが、何も根拠はありません。
ともあれいささか不思議なエルクの説明文について紹介しました
②
ウインクルムは絆を意味する
沈黙の街ウインクルム
ラクリマからみればそれは、自分達の住む島を身勝手な実験で荒廃させたり、人攫いの噂が絶えない不気味な存在ですが
ウインクルムとは、ラテン語で結束、束縛の意
束縛と聞くとマイナスのイメージですが
イタリア語では束縛などの他に絆という意味も持ちます
絆ねぇ……ふーん
ウインクルムという街の実態はどのようなものなのか? これも本作の気になる点の一つです
ちなみに、ラクリマはラテン語でもイタリア語でもスペイン語でもポルトガル語でも
涙を意味する言葉です
どんな意味が込められているのかは分かりませんが、観劇するときは頭の片隅においておきたいですね
ということで、これにて気がかり雑多を終わりたいと思います
終わりに
今回は白きは沈黙の街で 考察1日目と題しまして
あらすじと三人の主要登場人物からあれこれ妄想してみました
これからどんどん登場人物が公開されていくことでしょう
きっとウインクルムの街の住人も出てくるはずです
今から楽しみですね
エルクとは? ウインクルムの実態は? 調査隊の調査するものとは?
ウインクルムの実験とは? 神獣とは? 白きとは?
気になる要素がありすぎて困ってしまいます
また、何か思いついたら筆をとるかも知れないので、そのときは是非お付き合いください
思いのほか長くなってしまいました
思いのほか長くなってしまいましたが、実は私が伝えたいことはたった一つです
スイとカーネリアの百合楽しみすぎる!!!!!!
ときに、アザミと石蕗のことが忘れられない瑠璃(♂)
追伸
18日に投稿するつもりが19日になっちゃいました、テヘペロ
(本記事では他者様が権利を有する著作物を引用利用しています
該当箇所の著作権は、下記の権利者に帰属します
引用①
該当箇所:あらすじ
出典:【朗読劇『白きは沈黙の街で』全キャスト・公演日・チケット詳細発表.アメーバブログ】,2024-10-06,https://ameblo.jp/may-holic/entry-12870132289.html,(閲覧日 2024-10-18)
引用②
該当箇所:
「守らなきゃ。今度こそ、私が助ける。」
輝石の街ラクリマ/白き調査隊 隊員
<スイ>
真面目だが、単純なところがある。 フィーリンとカーネリア隊長のことを大切に思っている。
出典:メイホリック,X(旧Twitter),2024-10-18.https://x.com/mayholictheater/status/1847205902526583231,(閲覧日 2024-10-18)
引用③
該当箇所:
「相変わらず甘えん坊だな…。
スイの隊長になれてよかったよ。」
輝石の街ラクリマ/白き調査隊 隊長
見た目は可愛らしいが、実力と経験値がある 。
スイを信頼している 。
ウィンクルムの街を救ったとされる英雄エルクを先輩とし、タッグを組んでいたこともある 。
出典:メイホリック,X(旧Twitter),2024-10-18.https://x.com/mayholictheater/status/1847207749438046464,(閲覧日 2024-10-18)
引用④
該当箇所:
「世界ハコンナニモ……」
輝石の街ラクリマ/神獣フィーリン
人間と共存している神獣フィーリンで、スイの相棒。
スイからは「フィー」と呼ばれている。
落ち着きがあり、仕事を真っ当にこなす。
目を拘束具で覆われているが、これにより感知能力の促進と会話力を得ている。
出典:メイホリック. X(旧Twitter).2024-10-18.https://x.com/mayholictheater/status/1847212314166215063.(閲覧日 2024-10-18)
)