雫過去編で新たに見えたエブサニ解釈(雑記)
始まりのあの夜に見つけた小さい花
空の青さに似てた
君にも見せたいな
いつかは
この歌詞について
始まりのあの夜とはサニーピースがデビューする前
→太陽が輝き始める朝よりも前に位置する時間帯のことであり
空の青さに似てた小さな花とはネモフィラ
→サニーピースの仲間、及びサニーピースの仲間と出会えたから得られたもの
であると解釈していたのだが
兵藤雫は
ネモフィラや桜を見つける、出会うよりも遥か昔に
本当に「始まり」と言って差し支えない、とある花と出会っていた
さて後半の歌詞
君にも見せたいな いつかは
について
サニピの楽曲における二人称はメンバーやファンとなることがほとんどであるが
見せたいという文言が引っかかっていて
私は以前の記事では
これはネモフィラを見つけられた→サニピの仲間と出会うことができた→晴れの舞台に立つことができたサニピメンバーが
ネモフィラを見つける前の、一人で戦っていた→悪天候の中にいた過去の自分に向けて歌っていると解釈していたのだが
この歌詞は、悪天候の中でも支えてくれたり、きっかけをくれたりした、始まりの存在に対して向けているとも解釈できることに気が付いた
というよりも、兵藤雫の場合、秋宮もねに対して言っていると考えたときにとてもハマる
始まりのあの夜に見つけた小さい花とは、兵藤雫にとっては秋宮もねのことであり
その花は雫に「憧れ」と「エール」をくれた
そして
君にも見せたいな いつかは
とは
今度は雫自身が花となって、アイドルとして君にエールを送ることを意味しているのではないだろうか?
ファンとアイドルは相互に応援し合っているんだと、秋宮もねは言っていた
アイドルとして秋宮もねは兵藤雫を応援し、ファンとして兵藤雫は秋宮もねを応援し
そしてこれからは
アイドルとして兵藤雫が秋宮もねを応援して、ファンとして秋宮もねが兵藤雫を応援する
いつになっても二人の関係は変わらない
けれど確実に、季節は移ろいでいくようだ