「東京女子図鑑」がわたしたちに遺したもの
上京して2年。
社会にもまれながらも、大学時代の女友達5人と毎週のように会っては答えのでない不毛な会議を繰り広げる日常を過ごしております。
そんな私の日々を「虚しい」と言ってきた人がいて、むかむかとしたのがつい最近のこと。
私たちが会ったら話すことはもっぱら恋ばなで、タラレバを繰り返しています。
先日、自己投影をしてしまいそうになったドラマをみんなで鑑賞。
それが、Amazon primeの「東京女子図鑑」です。
結婚指輪はハリーウィンストン。
ハネムーンは地中海クルーズ。
30歳になるまでにロブションに行けたらステータス。
教科書もテレビも教えてくれない東京の格付けを知ってしまいました。
知ることで羨ましいと思うことも増えました。
こうはなりたくないと思いながらも、このドラマに教えられて少し「東京」というものを知ってしまって少し染まりかけてしまっています。
私も東京女子図鑑の標本にならないように、自分を見失わないようにしないと、言い聞かせています。