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【気ままな旅日記】近所のワイン屋さんでおしゃべり、岡本太郎に少し触れた
近所に自然派ワインを主に扱う、アーティストがやっている素敵なワイン屋さんがある。上京して間もない約一年前に女友達とぶらりとは入って2時間しゃべった思い出がある。
久々にワインを買いに行ったら、覚えていてくれた。おじさんとの会話はおもしろい。
ひょんなことから大阪万博の話になった。
ひょんなことから、太陽の塔の話になった。
私にとって太陽の塔は、エキスポの、前にたっているかっこいいオブジェ、みんなで集合写真を撮る場所。
けど、当時大阪万博に時を戻すと、あの作品は異常だったらしい。
ただの個人の創作物で公共の場所にあんな大きなものを作るのが許されるなんて信じられない。今、残っていることも考えたら信じられない。きっと東京だったら取り壊されてるだろう。
さらに驚くことは、万博開催中、太陽の塔は屋根に覆われた空間をつっきっていた。当時、生まれていない私たちは知らないことだけど、教科書とかの写真を思い出したら、たしかに屋根を抜けていたと思う。あの屋根は、世界的に有名な建築家の建物を突き抜けていたらしい。考えたらとんでもない。太陽の塔がいまだに残っているって考えたら、自由の象徴のように見えてきた。
みんな、そんなすごいことはできないっていうけど、やってないだけ。岡本太郎の実行力は確かに信じられないけどね。なにかやりたいと思うことはやらないと形にならないよ。若いんだからまだまだこれから楽しまなきゃだよって。
10分くらいのおしゃべりで、なんだか勇気とやる気をもらった。またワインを買にいこうっと。