経営指針とは
経営指針は何でしょう。
経営指針は経営理念・経営方針・経営計画を合わせたものだと中小企業家同友会では定義しています。
中小企業家同友会という会は、中小企業家が集う会です。全国各都道府県に一つずつあります。で全国的に取りまとめをしているのが中小企業家同友会全国協議会です。そこでは様々な出版事業も行っています。がそのひとつに「経営指針策定の手引き」という本が出版されています。
そこでは、経営指針を3つの要素からなるものと捉えています。
経営理念 ・ 経営方針 ・ 経営計画
経営理念は、企業の目的とは何かを考え、経営にあたっての根本的な考え方を明示するものです。
経営方針は、経営理念に基づいて経営の基本的な方向を確立させるもので、時代の流れを鋭く洞察し、企業の事業機会を変化の中から見つけ出し、自社の長所/短所を改善し、未来を切り開く目標とそれを達成するための戦略を明らかにするものです。
経営計画は経営方針で設定された目標と戦略に基づき、それを達成するための手段・方策を具体的に策定するものです。
わかったようでよくわからない。要するに会社をうまく運営していくための作戦です。
そんなものいらない。自分の感覚でうまくやっている。そういう方もたくさんいらっしゃると思います。
でも、最初は一人だった会社も一人増え二人増え。。。となっていくはず。そのときに、経営者の考えていること、経営者が大切にしているもの、いろんなことをやるルールそんなものを伝える何かが必要になります。
「貴方の会社はどんな形でお金を稼ぐ会社ですか」
「貴方は何のために会社を経営していますか」
「貴方が会社を通じて実現したい夢はなんですか」
「貴方は会社の数字をちゃんと把握していますか」
これらの質問に明確な答えを出してくれるもの
それが経営指針なんですね。
フォーマットは基本的にはありません。自分の好きなように書けばいいと思います。
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