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貴方の会社はどんな形でお金を稼ぐ会社ですか(1)

前回の経営指針とはの続きになります。

経営指針を立てるためには、まずは自分の位置を明確にする必要があります。
経営者の方がいて、その方から経営している会社の情報を得ようとすれば、おそらく
「あなたは何をしている会社ですか?」・・・What
「あなたはどのように会社を経営していますか」・・・How
「あなたは何のために会社を経営していますか」・・・Why
という質問をぶつけることになると思います。
このうち、WhatとHowを合わせたような質問が「貴方の会社はどんな形でお金を稼ぐ会社ですか?」という質問になるわけですね。

私が前の会社の時に大きく道を間違えたのも、この自分の位置の把握がちゃんとできていなかったためなのです。

で、「あなたの会社はどんな形でお金を稼ぐ会社ですか?」という質問に答えるための手法は、ビジネスモデルキャンバスです。

ビジネスモデルキャンバス

ビジネスモデルキャンバスっていうのは、まあネットで調べた方が早いと思うのですが、自分の会社の現在の状況をセグメント化して表示させるものです。

ここに画像を出すかどうかということになりますが、ビジネスモデルキャンバスを開発した、Alexander Osterwalderさんという方の経営する会社、Strategy社のホームページにて公開されています。

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正式なものは英語版です。ありがたいことにこの表の右下のところに、著作権の範囲を占める、Creative Commonの表記があります。これは変更した著作物に関しても、著作者が誰であるかを明記すれば、頒布することができるとなっています。ということでここで日本語版も紹介できることになります

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ビジネスモデルキャンバスについて詳しく説明を行いきます。
ビジネスモデルキャンバスを構成する要素(セグメント)は、9つに分かれます。

1 顧客層(CS:Customer Segments)

2 価値提案(Value Propotion)

3 チャネル(CH:CHannels)

4 顧客との関係(CR:Customer Relationships)

5 収益の流れ(RS:Revenue Streams)

6 主要な活動(KA:Key Activities)

7 経営資源(KR:Key Resources)

8 パートナー(KP: Key Partners)

9 コスト構造(CS:Cost Structure)

左側が、自分の会社に近い要素、右側がお客様、市場に近い要素になっているという構造になっています。これをひとつひとつ書いてみましょう。1から順番に書いていきます。

ちなみに、これはいろいろ悩んだり動かしたりする可能性がありますので、はがせる付箋(ポストイットみたいなもの)を使うといいと思います。

そんなに簡単には書けません。

そんなことを言われても書けないですよね。やっぱり参考になるものがないと。ということで、次回以降いくつかずつの説明を加えていきたいと思います。

私自身も書籍などで学んだだけですので、いろいろ説明が下手くそな点はあるとは思いますが、自分と自社を知るすごくいい機会になりますので、どうぞ一度くらいはこのビジネスモデルキャンバスを記してみましょう。

ちなみに、このビジネスモデルキャンバス、新規事業を始める上でも使えます。どのように進めていくのかのストーリーを明確にすることができますよ。


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