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上州路と信濃路を歩く

江戸時代、京と江戸を結ぶ主要街道に東海道と中山道がありました。東海道が53宿、492kmに対して中山道は69宿、534kmあり距離的に42kmほど遠回りであったが、東海道には大河川が多く橋を架けない幕府の政策により、大雨による川の増水で川止めが起き旅程が伸びることがありました。中山道は山間部を通り道幅も広くないが、スケジュール通りの旅程で行き来でき2割ほどの大名が参勤交代に利用したとされています。
整備された宿に泊まり切れないときのために、間の宿(あいのしゅく)が中間地点にあることが多く、望月宿と芦田宿の中間に位置する『茂田井』宿を訪ねました。
この宿には古い作り酒蔵が2軒ほどあり、江戸のエスプリの効いた町並みを引き立てていました。

牧水の歌碑。右上のQRコードは『酒をこよなく愛した牧水の和歌』を手書き風アニメーション化


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