H23 機械 問2 誘導電動機の始動
誘導機について引き続き文章題にて知識吸収。
三相誘導機は、始動電流が大きく、始動トルクが小さいという性質があるらしく、それを改善するために始動方法を工夫している。
a.
三相巻線形誘導機について。
滑りは0〜1の値を取り、滑りがが大きいほどトルクは大きくなる。
始動時は回転子は止まっている状態で、磁束が回転し始めるので滑りは最大。この時に最大トルクが発生するように調整する。
なので(ア)は1。
整流子は直流機の構成部材であり、設問は三相巻線形誘導機の話なので(イ)はスリップリング。
b.
三相かご形誘導機の始動法には、
・Y-Δ始動法
・始動補償器法
・全電圧始動法
・始動リアクトル法
・V/f制御法
などかある。
「始動補償器法」は、誘導電動機の一次側に始動補償器を接続して、始動電圧を下げる方法。
「V/f制御法」は、インバータを用いて電圧と周波数の比を一定に保ちながら両者を変化させる方法。
なので(ウ)が始動補償器、(エ)がインバータとなる、
c.
単相誘導機の交番磁界で始動させるためには、位相の異なる電流が流れる補助コイルなどを固定子に接続して回転磁束や移動磁束をつくる。
なので(オ)は位相。
新しい言葉が次々と出てくるので、もののイメージや理解が追いついていない。
とりあえずそういうものだと覚えおく。
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