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風が吹くだけで痛い? これが噂の…。
数日前から左足に違和感を感じていた。
打ち身でもなく、捻った訳でもなく。激しい運動や長時間の立ち仕事があった訳でもない。足の甲、ピンポイントで痛む部分がある。押すと、鋭い痛みがある。
金曜日、朝からいつも以上にその痛みははっきりとした輪郭を成していた。仕事中、椅子から立ちあがろうとするたびに、痛っ、と小さな悲鳴を上げる様になった。夕方には、足を引きずるまでに悪化していた。
ある程度、予測に似た覚悟はしていた。
ここ数年、検診で表示される尿酸値のデータは、8を超えるまでに上昇している。いつ発症してもおかしくない。いわゆる「痛風」だ。
確実に上昇を続ける尿酸値を無視し続け、ビールも日本酒も全く控えずに飲み続けて来た。レバーや魚卵も大好物。むしろ、自ら迎え入れた結果とも言える。
退社する際、スニーカーを履く時に、思わず痛みで唸ってしまった。痛いねえ。
確かに、なにもしなくても痛い。動かすともっと痛い。帰宅後はビールを飲んで、湿布だけ貼って早々に寝た。
30分後、痛みで目を覚ます。寝返りを打つだけで痛い。気になって左足を回してみる。いってー。
腫れもないし、熱も持っていない。比較的軽い症状なんだと思う。それでも、この破壊力。
数時間格闘していたが、たまらずロキソニンに頼ることにする。足を床に付くたびに激痛が走る。左足のかかとだけを床に付け、手すりを抱えて階段を昇降した。
30分もしないうちに、不思議と痛みが引いてくる。ロキソニンの偉大さを再確認した。そこからは、朝までぐっすり。
土曜日朝、昨夜の激痛はだいぶおさまっている。起きてトイレに行くのも、少し痛いな、程度。ただし、日課のランニングはできそうもない。
昔は、この痛風、贅沢病と言われていたらしい。太陽王ルイ14世や、皇帝ナポレオンが患っていたと記録されている。そんなに贅沢、してないんだけどなあ。
と、おわかりの通り、ここまで完全に自己診断によるもの。この痛風騒ぎ、どう決着するのか。経過はまた後日報告させて頂きます。