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限られた世界の安心の場で自分を認めて超えていく~「かに座」新月~

本日、10時17分「かに座」で新月を迎えました。
月はもともと「かに座」の守護惑星。
もっとも月が居心地がよい場所での新月となります。
「かに座」という場所は心から安心してリラックスできる環境や人間関係を築く場所。「愛すること」「守ること」を大切にします。

もし、今、あなた自身の感情や愛情が歪んだ形で働いていると感じエイルなら、この今日の新月のパワーを借りて「自分の価値」の再確認、再設定をしましょう。

本日のホロスコープ

2021.7.10かに座新月

最初にお話したように、今日の新月は自分にとってもやさしく、ちゃんと居場所を作ってくれる場所。だからこそ、思い通りにならずに感情を内側にためている方は今が掃き出しのチャンスです。そして対面(180度)にやぎ座の「冥王星(抗えない変容のエネルギー)」があるので、ここは自分がどうありたいかという居心地の良い場所や人間関係を構築していく際に、いつも正面から変容しなさいと「冥王星」がにらんでいるという配置です。

そんな環境の中、月は「自分の社会的役割を見つける」場所にあり、対面から逆行中(考え直し中)の「冥王星」から変容のエネルギーをもらいながら、自分の立ち位置や役割を調整していくようなタイミングになっています。

動きようのない限られた世界観

今日のホロスコープには90度同士でにらみを利かせている惑星が3つあります。しかも「固定宮」と言われる頑固な星座にそろい踏みです。

2021.7.10かに座新月Tスクエア

「しし座」の火星・金星、「おうし座」の天王星、「みずがめ座」の土星
この3つの星座の4つの惑星はお互いが90度、180度という角度で見合っている状態です。しかも「しし座」「おうし座」「みずがめ座」はいずれも頑固を象徴する「固定宮」。どう考えても動きようのない何とも力が発揮できない状態を表しています。
いかがですか?この状態ってコロナ禍のこの今の状態とリンクしてますよね?

カイロンで限界を超えていく

そんな中でこの硬直状態を緩和してくれる小惑星がいます。今日は、今まで登場しなかったカイロンの存在をお話します。カイロンはいつも土星(困難や制限)と天王星(進化変革)の間にあって制限を超えて変革に向かっていくときのヒントをくれる小惑星です。制限から改革に伴う痛みをその先で調和してくれる惑星。

かに座新月カイロン

今、「しし座(自己表現)」に金星(愛と心地よさ)と火星(どうにかして行動したい)が同じ場所にあるのですが、その金星と火星に対してカイロンがとても調和の角度にあり、心地よいだけ(金星)ではいられない何とも言えない行動したい気持ち(火星)をうまく昇華しようとしてくれています。つまり、この新月に自分自身をきちんと認めて、役割を定めて行動していこうとする気持ちをうまくコントロールしてくれているのです。

今日は、このコロナ禍の動きが限られた状態の中で、一旦月に癒され、安心の場所を作り、自分自身の役割を見直していく。難しい状況の中で何か変容のヒントをもらえるようなシュチュエーションです。

あなたも一息ついて、本当の自分を見つめる時間を持ちませんか?

今日の音声配信「スタエフ」



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