ウェブデザイン技能検定2級を受験してみて
この記事は【はじめてのIT勉強会 Advent Calendar 2020】の15日目の記事です。
2020年8月30日(日)に、ウェブデザイン技能検定2級を受験したので、その記録です。
※今回は記事を上げる為に、ざっくばらんに書いています。後日、思い出しながら詳細を載せていければと!
僕のスキルについて
まず、受験時点での僕のスキルについて紹介します。
社会人8年目の29歳。
2013年に大学(工学部 電気情報工学科)を卒業して、新卒で仙台の制作?会社に入社。
1年目はDTPメイン。チラシとかパンフレットなど印刷物を作っていました。
2年目から、徐々にWEBの業務も担当し、2018年からWEBサイト制作のみに。
たまに、映像制作もしたりしてます。
Adobeのソフトは、InDesign、Illustrator、Photoshop、Premiere Proが使えます。
WEBサイト制作は、ディレクション、デザイン、コーディングを担当していてHTML、CSS、簡単なJavaScript の記述、ちょっとしたWordPressのカスタマイズなどが出来ます。
※CMSやシステムは、別の担当者がいるのでお願いしています。
日々の業務は、既存サイトの更新・改修、新しいサイトの制作、お見積もり、営業からの相談に乗ったりと、大体何でもやってます。笑
ウェブデザイン技能検定とは?
ようやく本題です。
ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つとして、厚生労働省より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受け、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会(以下、当協会)が実施するものです。試験は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。1級の合格者には厚生労働大臣より、2級及び3級の合格者には当協会理事長より、ウェブデザイン技能士の合格証書が発行されます。
引用:ウェブデザイン技能検定のWEBサイトより
ウェブデザイン技能検定という名称ですが、ウェブサイト制作全般に関わる内容が出題されます。
むしろ、デザインの要素なんかほぼ無かった気がします。笑
試験は、学科試験と実技試験があります。
なぜ受験しようと思ったのか?
元々資格取得をするのが好き(電気工事士や防災士、無線なんちゃら士、乙種4類危険物取扱者など、全然使いませんが色々資格持ってます。笑)なのと、自分のWEBサイト制作のスキルがどの程度のレベルなのかを示すためです。
それと、WEB関係の資格で唯一の国家資格というのもあります。
国家資格持ってるのは、ちょっとカッコよくないですか?笑
2級を受験したのは、3級は比較的容易に合格出来るようですが、2級からは実務経験とある程度の知識が必要で受けごたえがあると思ったからです。1級は難しいのと受験に関する情報がほとんどなく、対策が出来ないと思いました。
どのように受験勉強・対策したか
傾向を調べた所、おおよそですが6割が過去問から、2割が過去問をちょっと変えたもの、そして残りの2割が新規問題でした。
合格基準が7割?70点?らしいので、合格するポイントは過去問をどれだけこなして、過去問の問題は必ず正答するところだと考えました。
なので、まずは過去問をかき集めました!
公式サイトには数回分の過去問しか載っておらず、とてもそれだけを解いて受験したのでは受からないと思います。
結果、過去17回分を集めました。
僕の場合、過去問を解いて丸付けをして、不明な点などは書き込みながら、自分専用の教科書を作るように勉強しました。
解き終わるのに何分かかったのかも計測もしました。
間違った所や、直前に見直す所などに付箋を貼ってます。
サボりすぎて、試験の1週間くらい前から勉強を始めたので、仕事終わって帰って来て、20時過ぎから夜中も2時くらいまで勉強してました。
(もっと前から勉強してれば良いのに。苦笑)
前日の土曜日になって、ようやく学科試験の過去問が終わり、実技試験対策をしました。
内容的には素材をもとに簡素なWEBサイトを作ったり、指示通り動くようにJavaScriptを書いたりします。
ぶっちゃけ言いますが、実技試験は過去問とほぼ同じです。ただちょっとだけ内容が変わります。
どの辺が変わるかと言うと、数値が変わってたり、前回は文字を太くしろと言う指示が、今回は文字色を赤にしろなどなどです。
ですが、Photoshopを使ってアニメーション画像を作ったりなど、マウスホバーをさせたりと、経験者はともかく、駆け出しの方などは全く対策をしないで受験するのは無謀です。
僕の場合、過去の受験者のサイトや、YouTubeを見て一通り出来るようになった状態受験しました。
受験当日
受験者は全部で11人で、確か1名欠席していました。
受験者は、見た感じ僕より若い感じの方ばかりで、2名ほど女性の方もいました。
学科試験:予想通り6割程度は過去問と同じ問題が出ました。ただ過去問でも何問か分からなくなってしまった問題がありました。新規で出た問題なんか、ほとんど分からなかったと思います。そして、終了10分前に途中からマークシートがズレているのに気付き急いで記入し直しました。苦笑
実技試験:こちらも予想通りほぼほぼ過去問通りで、時間が余ったので残り時間30分くらい前に途中退室しました。僕の場合、普段からデザインとコーディングを担当しているので、周りを見た感じ、受験者の中でも1番早く作業が終わったと思います。
パソコンはWindows 10のデスクトップマシーンで、ソフトもAdobeのCS6と最新ではないため要注意です!
結果
合格出来ました!
受験から1ヶ月後、サイトでの合格者の受験番号の掲載と、郵送で合格証書が届きました!
合格してみて
何かが変わったかと言うと、特に変わりはありません。苦笑
ですが、自分のスキルを示せるものが増えたと思います。
名刺にも載せたら、ウェブデザイン技能士なんですね〜!なんて感じで、名刺交換した際の話題が一つ増えました。
今までは、ただ単にWEBサイト制作をしています!だったのが、ウェブデザイン技能士という肩書き?ステータス?が増えた事で、信頼度が高まったと言うか、専門家(プロ)として見られるようにはなったかもしれません。
ただ、僕なんかよりすごい人なんか大勢いるわけで、肩書きだけでなく、技術もそれに見合うように努力して行かなければと思っています!
これから受験する方へ
お試しですが…
受験に関してもしご質問などあれば、お気軽にTwitterでDMください!
可能な範囲でお答えなど出来ればと思います!
その他、この記事も思い出しながらもっと書き加えていければと考えています!
(ほんと、ざっくりしか書いておらずすみません...m(_ _)m)