見出し画像

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます🎍
昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。

さて、本日放送した「スロウトレイン」というドラマを観た方はいらっしゃいますか?

簡単なあらすじは、姉、妹、弟の3兄妹が早くに両親、祖母を亡くし、兄妹で生きていく物語です。ネタバレします。

姉は編集の仕事をしていますが、20年前に恋人とお互いのポリシーに関することで喧嘩になり、別れましたが、当時は幼い兄妹がいるのに結婚できないと嘘をつきました。そして、担当作家さん(弟の彼氏)から恋活を勧められて男性と会いましたが、色々話すうちに相手の方から「本当に孤独じゃないから、孤独の寂しさを知らないんだ」と言われ、孤独とは何かを考えだしました。

妹は飲食店の店長をしていましたが、韓国人の彼氏と一緒に韓国で出店することになり、兄妹には詳細を話さず、韓国に行ってしまいます。彼氏からプロポーズをされますが、言葉では「姉が結婚してないのに私は結婚できない」と断りました。しかし、本心では両親のこともあり、「明日はどうなるか分からないのに結婚していいのか、彼に申し訳ない」と思っていました。

弟は江ノ電の保線員という仕事をしています。姉が担当している作家さんのファンで、一度現場で会いましたが、作家さんの方が弟を好きになり恋人になりました。初めは姉に恋人関係であることを隠していましたが、バレてしまいました。そして、作家さんの方から「一緒に暮らそう」と言われましたが、弟は姉を1人にできないことを口実に断りました。ところが、本心は「本音を話して、好きな人と喧嘩をしたくない」というものでした。

その後、お互いが自分の人生を生きるようになり、姉は編集の仕事をしながら1人で生きる選択をし、妹は彼氏と店を出し、弟は恋人と一緒に住むようになりました。

「考察」
兄妹それぞれが、依存し合って生きていたところ、それぞれの人生を生きることになったと感じました。今までは、お互いが兄妹のせいにして、人生の一歩を踏み出せなかったのだと思いました。
人はお互いに依存する必要があると思いますが、バウンダリーをつけて、「お互いの個」を尊重することが大切だと改めて考えさせられました。

孤独とは人それぞれ違うと思いますが、私の場合は理解者がいないことです。そして、寂しさとは当たり前にあったものを失くすことです。
昨年、恩師を亡くしました。いつでも当たり前に支えて下さり、安心感を与えて下さった方でしたが、亡くした後に存在の大切さを実感しました。また、実家に帰っていますが、親元を離れたからこそ親の有り難みを実感しました。後悔のないようにしたいです。もちろん、恩師と両親への気持ちについて話した経験があるからです。
毎日を大切に生きなきゃいけないと思いました。

最後に。
スロウトレイン、オススメですのでTverなどでぜひご覧ください。