モゴロー

視能訓練士。クリスチャン(プロテスタント)。日々の生活の中で心に留ったことを言葉にしています。 フォト短歌エッセイブログ https://tachibananasu.hatenablog.com/

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最近の記事

ナナゲイ〈フォト短歌エッセイ〉

ひっそりとナナゲイに来て君のこと思って見てる向き合いたくて ナナゲイの帰路の灯りが消えてゆくラストオーダー知らせるみたいに  少し前になりますが映画を見てきました。  こっそり言いますが、私、高校時代映画研究部に入っていました。特に映画を見るわけでもなく、カメラが趣味でもなく、じゃあ何で入ったんだー!!自分でもわかんな~い笑。  ほんと、すみません…って感じです。ただ、この映研部、先輩や同輩の中にそのまま映画監督やカメラマンになっている人がいて、けっこうすごいんちゃう?

    • 何を残すの〈フォト短歌エッセイ〉

      最後まで何を残すの何残るわかっているから何もいらない  断捨離の夏はまだまだ終わらない報告。  先週は箪笥を処分。来週も大物を手放す予定。そんな中、昔買ってしまった幼児教材を処分しようと調べていると、実家にあった美術全集も一緒に買取ってくれるところがあり、もっと調べていくと、更に、実家の父の専門書と美術全集と幼児教材を一緒に引取ってくれる古本屋があったので出張買取りを依頼、今日来てもらいました。  この5年で段ボール50箱以上の本を手放した父。25箱のキリスト教関連本はクリス

      • いるだけでいい〈フォト短歌エッセイ〉

        一冊を幾晩かけて読むときがあってもいいよいるだけでいい  夏休みに入り、思い切った断捨離中です。断捨離中にこんなことしている場合ではないのですが、これが出てきちゃって。  私は自分が幼い頃に読んで好きだった絵本を数冊残して持っています。これもその1冊。特に好きだったかもしれません。  母がこの絵本の話を時々します。母は私が1歳の頃に病気になって、入退院を繰り返していた時期もあり、私を思い切り抱っこしてやれなかったとか、遊び相手をしてやれなかったとか、ずっと気にしている

        • 水曜メニュー〈フォト短歌〉

          たっぷりと甘さ吸ったトーストはふわふわ懐かし水曜メニュー 水曜日の朝はフレンチトーストやったなぁー。 お母さん休みの日はフレンチトーストの日って、めっちゃ思ってたわー。 と、帰省中の娘が言うのだった。水曜日は私の定休日だ。 土曜のお昼は焼きそば…とか。そのお家、その人で、曜日で決まったメニューってありますよね。 皆さんにもありますか。

          大人の八月〈フォト短歌〉

          ベランダの掃除かこつけくるくるとホース飛ばして大人の八月 いやぁ~、今日も青の晴れ。ベランダ掃除しよう。網戸も洗うぞ。

          大人の八月〈フォト短歌〉

          8月の信号待ち〈フォト短歌〉

          8月の信号待ち〈フォト短歌〉

          優佳良織〈フォト短歌エッセイ〉

          北の地で紡ぎを纏う人がいて主の業織りなすように書き  大学1年の夏休みに友達と二人、ツアー旅行で北海道に行った。その時奮発して自分用のお土産に買った旭川の優佳良織(ゆうからおり)の栞とペンケース。何の知識もなく連れて行かれて買ったわけだが、持っているうちにお気に入りになっていった。栞は昔から教会用の聖書に使っている。ところが2年前!東京への移動中にペンケースが行方知れずに。問い合わせもしてみたが見つからない。ショックは長引いた。  そうこうしているうち昨年になって、メ

          優佳良織〈フォト短歌エッセイ〉

          ポプラの影

          ポプラの影

          道端の白い花

          道端の白い花

          風と一緒に走る列車

          風と一緒に走る列車

          定山渓の影〈フォト短歌〉

          この朝を焼き付ける君渓谷に揺れて濃くなり淡くなってく 昼間の暑さは大阪と変わらないが、 木陰など日が当たらないところに入ると風が涼しい。 紫陽花がまだきれいに咲いていた。

          定山渓の影〈フォト短歌〉

          ピアス揺らせて〈フォト短歌〉

          お店屋さんごっこねだる君がいまピアス揺らせて髪靡かせて 2年2ヶ月ぶりに娘の住む札幌に来た。部屋に入るとアクセサリー屋さんの一角かと思うくらいピアスが増えている。お客さん役と店員さん役を代わりばんこしてごっこ遊びしていた頃を思い出した。 『進撃の巨人』は大人だからこそわかると言う君大人だったか 『鬼滅の刃』と『約束のネバーランド』は先輩に借りて読了。どちらも先輩が卒業するまでに最終巻が出てラッキーだった。鬼滅とネバーランドは子どもでもわかるけど『進撃の巨人』は大人じゃな

          ピアス揺らせて〈フォト短歌〉

          何回摘んでも〈フォト短歌エッセイ〉

          何度でも何回摘んでも終わらない小さな君がくれるうれしさ  私が子どもの頃、いちごが食卓に出る日はちょっとした贅沢な日。うちではいつもお砂糖と牛乳がかかっているいちごミルクだった。いちごミルクのときのガラス容器は決まっていて、その模様を今でも覚えている。今日のいちごは何個かな、ひとつひとつ大切に食べた。  20代の頃教会の青年達で仲間の家に行った。兼業農家でいちごを作っていて、その日は売り物にならない不揃いのいちごを大きなざるいっぱいに入れて出してくれたのだった。大学生の

          何回摘んでも〈フォト短歌エッセイ〉

          特等席〈フォト短歌エッセイ〉

          給食もプール開きも君の声聞こえるここは特等席だよ 今日は県知事選挙投票日。教会から帰宅後荷物を置いてすぐ行ってきた。投票所は我が家から歩道橋を渡っただけの小学校。 家の目の前に小学校があるというのを私はかなり気に入っている。マンションの玄関側の廊下から毎日校庭を見る。 朝礼、運動会の練習、給食の時間の放送、 そしてこの二年間はないけれど、夏になるとプール授業の声がする。 ああ今年もプールが始まった~という時が一番好きだ。 長期休み中も児童ホームの子供たちが校庭で遊んで

          特等席〈フォト短歌エッセイ〉