連絡の回し方
2000年度(1999年7月~2000年6月)はメンバー募集課に所属していて、名簿管理を担当していたので、メンバーの入退会の手続きと周知も行っていた。
まず、入会申込書の内容を名簿管理システム(お手製。Microsoft Access)の登録画面で打ち込んで、チーム内は班に分かれていたので、どの班に振り分けるか決める。
それから、代表、副代表、スイスイ(後述、注参照のこと)、振り分けた班の班長、練習仕切り(メンバーの把握のため)、衣装プロジェクト(衣装のサイズ把握や鳴子販売など)へ、入会者の情報を連絡。
各自、入会者に対してやらなきゃならないことがある(何よりも、顔と名前を覚える!)ので、それぞれが動く、という流れだった。
経理には回してたかなあ。
本祭参加費が発生するシーズンには回してたと思う。
当時はFAXだったけど、今ならSlackかLINEかメールだろうなあ。
LINEは、グループLINEのトークだとログが流れちゃってストックできないからあとで困るんだが、データをストックすると、万が一のことを考えて、極力LINEに個人情報を渡したくないという葛藤は残る。
退会者が出た場合も同様に連絡を回した。
スコブルは、一度入会したら、退会手続きするまでずっと在籍しているので、退会することになったら、本人が名簿管理係に連絡する。
なので、本祭後は、普段連絡しない人からよく連絡が来て、ああ……という気分になったなあ。
各班は、チーム内での運営の最小単位で、年度によって、作品の「役」や、パレードのひとかたまりなどから構成されていた。
連絡網の単位でもあったので、名簿管理システムには班と班長フラグも必ず記入して、班ごとになるクエリを吐いてやれば、連絡網をExcelで出せるというようになっていた。
今のExcelなら、同じ機能を実装できるのだろうけど、当時のExcelは非力だったので、名簿管理システムは引き継ぐことができなかった。
諸々の情報を持たせて、かなり楽ができていたので、もったいなかったなあ。
注)スイスイ:遊撃隊のような役員。正式名称は「業務スイスイ部」だったかな。「業務がスイスイ進むように」ということから。ネーミングセンスはスルーされたし。
各課の課長よりも権限が高く、予算編成などといった、チーム運営の責任の高い業務や、各課の統括やサポートを行っていた。
元々は初期準備人の役職だったが、のちにはメンバーの中でも役割や人望の高い人が入ったりした。