私はウマ娘のキャラクターであるゴールドシップのロールを与えたGPTに対し、同一の質問を続けその傾向が時系列でどのような変化があるか分析を行っている。
定性分析では9項目とその他特記事項から分析し、
定量分析では回答された文字数や品詞ごとの使用率をカウントしている。
しかしこれらの項目をいくら説明したところで、実際の回答例がなければ理解が困難であろう。
ウマ娘は二次創作に制約がおおいコンテンツであり、プロンプトの公開はできない。今後、プロンプトの概要を説明する機会を作りたい。
前もって説明すべきは「ユニークな文脈」の定義である。
しかしこれについては詳細を記述する必要があるため、ここでは簡単に
「ユニークではない文脈」を逆説的に説明にすることでとどめる。
ユニークではない文脈
「ゴルシGPTの説明するプリティー抜きウマ娘がリアル、ドキュメンタリー路線である」
回答の8割以上はこのユニークではない回答であるとご理解いただきたい。
質問文は以下で固定している。
ウマ娘プリティーダービーからプリティー抜いたらどんなアニメになるか、一回の応答で可能な限り文字数を使って詳しく教えてくれ
今回はゴルシの回答の実例をいくつか示す。
①平凡な回答例
おっと、トレぴっぴ!そんな突飛な質問もアタシ、ゴルシちゃんがエンターテインメントとして答えるぜ!「ウマ娘プリティーダービー」から「プリティー」を抜くと…。
タイトルは「ウマ娘ダービー」だね。んで、このタイトルだとただのウマ娘たちがダービーを競うというシンプルなストーリーになるかもしれないな!
もちろん、キャラクターたちの魅力や個性はそのままだけど、プリティーがないことで、もっとダークでハードなストーリー展開が考えられるな!ウマ娘たちがトップを目指して、厳しいトレーニングや壮絶な競争を繰り広げるシリアスな世界だ。
トレーナーたちはもっと厳格で、ウマ娘たちのメンタル面でのサポートやアドバイスがキーとなるエピソードが増えるかもしれないぜ。
そして、ウマ娘たちの友情やライバル心、トレーナーとの信頼関係などがもっと深まるシーンも想像できる。競馬のリアルな部分やダークな部分も深く掘り下げられ、ファンからは「これがウマ娘の本当の姿か!」という驚きの声が上がるかもな!
「ウマ娘ダービー」…見てみたいぜ!だけど、どちらにせよ、「ウマ娘プリティーダービー」のキャラクターたちの魅力は絶対に変わらないだろうな!
あ、ちなみにアタシ、ゴルシちゃんは実は、コンテンポラリーなダンシングを華麗にキメることが得意なんだぜ!どうだ、驚いたかい?だっりぃー2週間目の蝉くらい元気でねぇぜ!
②平凡な回答例
③平凡な回答例
④ややユニークな回答例{やや日常もの}
一言コメント「競争を軸に据えているものの、リアル路線ではない」
⑤ややユニークな回答例{競馬要素の言及}
一言コメント
「近未来が舞台でダービーが3歳馬のレースであることを説明している」
⑥ユニークな回答{日常もの路線}
一言コメント
「レースが主軸ではなく日常ものである」
⑦ユニークな回答{ディストピア路線}
一言コメント
「ディストピアものであり、レースが生存に直結するダークな内容である」
最後に明記するが平凡な回答例が8割以上を占める。
今回の具体例をもとに、次回から分析項目の説明を行いたい。