《イタリア留学 準備編03》ビザ申請 【1〜2ヶ月前】
Ciao!
イタリアが好きすぎて、イタリア留学する漫画家・いくにです。
Instagramで「#漫画家のイタリア留学記🇮🇹」というハッシュタグで実際の留学準備の様子などを投稿してます!
今日は、みんなが一番不安に思うであろう「ビザ申請」について。
以下目次です。
イタリア留学の方、また西日本在住の方は条件が全く同じなので役に立つんじゃないかと思います!(ビザ申請先が全く同じなので。)
就学ビザ(イタリアで学校に通う人が取得するビザ)は、90日以上滞在する場合は必ず取得する必要があります。逆に90日以内の場合は旅行の範囲で行けるので必要ありません。
※こちらは2022年9月に申請に行った人間のものです。またあくまで自分の覚えている限りを書いたものですので、ご自身でも調べて見ることをお勧めします。
この記事だけを見て何か不備があったとしても責任は取れませんので悪しからず。
あくまで参考程度にとどめていただけると幸いです。
1.領事館に連絡する。(1〜2ヶ月前)
領事館へはサイトから連絡します。
東日本の方は東京イタリア大使館、西日本の方は大阪イタリア領事館へ。ご自身がどっちに当てはまるのかわからない方は、サイト見て調べてみてください。
🔻東京イタリア領事館
〒108-0073 東京都港区三田2-5-4
Tel:03-3453-5291 / Fax:03-3456-231
🔻大阪イタリア領事館
〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-18中之島フェスティバルタワー17階
Tel:06-4706-5841 / Fax:06-6201-0590
ただわたしが大阪イタリア領事館を予約しようとした際は、なぜかサイトから予約できず…。どうやら他の方も同じように言っていたので、何かしら使用制限があるかもしれません。(スマホ、タブレットからは無理とか)
そうなったら直接領事館に赴くか、電話で対応してくださるそうです。
電話受付時間:平日(月-金)14:30-16:30
2.必要書類の確認、コピーをとる。
★マークのついたものは、原本とコピー両方必須です。わたしは不安だったので、原本だけでいいものも全てコピーして持参しました。
ここで記載しているのは、大阪イタリア領事館に行った人間のものなので、東日本在住(東京イタリア大使館)のかたはぜひこちらのサイトで確認してみてください。東京ではイタリア語の動機文提出などもあるらしいです。
▼参考サイト(a domani様)
★パスポート
⚠️有効期限が、留学期間+90日間をカバーできるもの。
留学途中で有効期限が切れてしまうものはNGです!
申請時領事館に預けます。後日ビザシールが貼られた状態で返却されます。東京だと取りに行く、大阪だと郵送返却らしいです。東日本在住で遠方の人大変ですね…
★(コピー)…写真の記載されたページをコピーします。
・パスポートサイズの証明写真
※背景が白のもの。
Ki-Re-i証明写真機械では、エクセレントモード(一番高いプラン)にすると背景を好きな色に変更できます。
また「スマホ証明写真」にすればいつでもスマホから再印刷できますのでおすすめです!(1500円)
⚠️1400円のプランでは背景が変更できません…!
・戸籍謄本の取得(大阪イタリア領事館のみ)
東日本在住の方は不要です。自分は戸籍と住民票が違う地域なので、難儀しました…。早めに取得しておくことをお勧めします!
・残高証明証
※英文で用意する。
半年間の留学で80万円以上、1年間で120万円以上はあった方がいいとのことでした。
昨今は円安の影響やビザの厳しさもあるので多いに越したことはありません。わたしはユーロ安になった段階でユーロに換金。ユーロ貯金した分で残高証明を出しました。→1€138円になったので一度日本円に戻し、日本円で残高証明を提出しました。(このあとまさか1€145円突破するとは思いもせず泣き目を見ることに…)
結局日本円で120万円ほどある状態で残高証明書を作成・提出しました。
⚠️最終的にほぼ全て使いました。
残高証明を英文で用意してもらうには多少時間がかかります。ビザ申請2週間前くらいには利用している銀行に申請した方がいいかなと個人的に思います。
わたしは留学用にソニー銀行を使用中。
外貨為替の簡単さ、海外でのキャッシュカード対応、VISAデビット対応カードであることなどが便利だったからです。
🔻ソニー銀行、残高証明書の発行手続きについて
※ソニー銀行は円貯金しているものをユーロで表記してもらうことは現状不可能です。
申請書を記入し郵送します。
発行には到着後約1週間かかるようです。
【★2022年9月29日追記★】
イタリア到着後8日以内に手続きしなければいけない《滞在許可証》。
その新生児に『ユーロ建の英文残高証明書』原本が必須です。
できればビザ申請時にユーロ表記で英文残高証明書を複数枚発行しておくことをお勧めいたします!多いに越したことはないからね!
私はギリギリにそれが判明し、速達でソニー銀行に申請書提出。
カスタマーセンターに急ぎで発行してもらえるかお願いしたところ、可能な限り対応するとお返事いただけました。あくまでイレギュラーなことですが、ご参考までに。余裕持って申請しようね!!!
★銀行口座利用明細
※申請日からさかのぼって6ヶ月分必要
できるだけ申請日直前に記帳・印刷することが望ましいです。
こちらは留学資金を自分で貯めたという証明のために必要なんだそうです。わたしは別口座に収入があり、そこから何十万を一気に移すことが多かったので疑われないか心配でしたが…。なんとかなりました。
ネット銀行を利用している方も、各銀行のサイトから利用明細を印刷しましょう。
★キャッシュカード
※残高証明・明細印刷した口座のキャッシュカード。
口座番号が書いた面を印刷しました。
キャッシュカード現物も持参しましたが、確認されませんでした。
★入学許可証 certificato di inscrizione
Certificato di iscrizione と書かれた書類です。
学校から送られてきた書類に同封されており、学校によりますが申請日・自身のプロフィール・入学予定の学科などがイタリア語で記載されています。
これたまに間違えて記載されてることがあるらしいので、手元に到着したらすぐ確認することをお勧めします。ビザ申請時記載が間違えていたら、当然申請は通りません。イタリアから再度正しいものを送ってもらうのも時間がかかって大変です。
★学校の登記書 camera di commercio
学校の文科省承認の証明書みたいなものです。
わたしのものは5枚分の書類が裏表、計3枚に印刷されて綴ってありました。
★5枚分全て印刷しました。
★住居証明証 invitation letter, Lettera invito
あちらで住む場所を用意しているか証明するためのものです。Lettera di invitoと記載されています。
よくよく読むと学校のものでも自分のものでもない住所が記載されているので、よく見ればわかるかなと思います。
▷住む場所を自分で用意した場合
家主さんの受け入れ承諾書、家主さんの身分証のコピーも必要だそうです。
ご自身で何が必要か調べて見ることをお勧めします!
★海外保険契約書・付保証明書
①留学期間全てカバーでき、医療費の項目が無制限の海外保険の契約書
②付保証明書の原本(英語orイタリア語)
③付保証明書のコピー
海外保険申し込み後、2枚の紙が届くかと思います。一枚は契約書(兼領収書)、そしてもう一枚は英文(もしくはイタリア語)で描かれた紙。
このどちらも必須です。
付保証明書だけコピーについて記載がありましたが、わたしは一応どちらもコピーして持って行きました。
・575円分切手を貼った、普通定形封筒(大阪イタリア領事館のみ)
大阪イタリア領事館で申し込むと、パスポートは後日郵送です。なので申請時返送用の封筒を持参する必要があります!
大阪イタリア領事館は同じ建物内に郵便局がありましたので、忘れてもそこに買いに行くよう言われるそうです。(体験記で見た話なので今はわかりません。)郵便局は本当にありました。
封筒は長形3号です。
宛名は書いてなくても、領事館でどう書いて欲しいか指示されますのでそこで書けば問題ありませんでした。
横向きで、全てローマ字で書くよう指示されました。
不安な方は何も書かず切手だけ貼って持っていけばいいと思います。
3.住民票の取得(1週間前)(大阪イタリア領事館のみ)
大阪イタリア領事館に行く方は住民票が必要です。また取得が「申請日1週間以内」でなければいけません。
早く取得しすぎると無効にってしまうのでお気をつけくださいね!
自分はどっちに申請に行くべき?
日本でイタリアのビザを申請できるのは2カ所のみです。
自分がどちらに行くべきか決まっているので住民票の場所から正しい方を予約してくださいね!(※大阪に住んでるけど住民票が東京の場合は、東京に申請に行く必要があります。)
在東京イタリア大使館管轄区域
青森県、秋田県、千葉県、福島県、群馬県、北海道、茨城県、岩手県、 神奈川県、宮城県、新潟県、長野県、埼玉県、静岡県、栃木県、東京都、 山形県、山梨県
在大阪イタリア総領事館管轄区域
愛知県、愛媛県、福井県、福岡県、岐阜県、広島県、兵庫県、石川県、 香川県、鹿児島県、高知県、京都府、熊本県、三重県、宮崎県、長崎県、奈良県、 岡山県、沖縄県、大分県、大阪府、佐賀県、滋賀県、島根県、徳島県、鳥取県、富山県、 和歌山県、山口県
申請が無事終わったら
▷大阪イタリア領事館の場合
郵送での返却です。
大体1週間かかります、と案内されパスポート代わりの白い紙を渡されました。
パスポート等が帰ってきたら、入学許可証・パスポートに青いスタンプが押されているか確認しましょう。パスポートにビザが貼られた状態で帰っていましたので、特に再度領事館に行く必要はなかったです。
感想
続報を待て!
はいいってきました!
大阪メトロ淀屋橋駅で下車、淀屋橋(駅じゃなく橋です)を渡って川沿いに左手にまっすぐ進むと領事館の入った建物が出てきます。
建物の左側にオフィス用のエレベーターホールがありました。
明らかにオフィス〜って感じの雰囲気でした。案内板の17Fに英語で「大阪イタリア領事館」と記載があります。
エレベーターは途中で乗り継ぎ。
領事館はびっくりするくらい小狭くてびっくりしました。区役所とか想像してたけど、本当保健室みたいな感じです。
入って左手の無線で名前・約束の時間・要件を伝えればOK。ですが、私は電話の場所がわからなくて申請受付に直で行って伝えました笑
数人いてましたが、結局予約時間にならないとどうにもならないようで待ってた人よりも先に呼ばれました。呼ばれた時間は予約時間ジャストでした。びっくり。
「書類出して」と言われるので出したら指定された椅子で待つだけです。問題なければ30分くらいで終わると思います。
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今回はビザ申請について記載してみました。
これさえ終わればあとは準備して無事出国するのみです!
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留学中は写真もたくさん投稿する予定ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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イタリア文化交流なども。イタリアも、イタリア以外も好き!留学する、してる!って方、興味ある方ぜひお話ししましょう!
🌹すでに帰国済みですが、ゆっくり滞在中のことなども書いていますのでよければマガジンでチェックしてみてください〜☺️
いくに