マンモグラフィ検査ってどんな感じなの?!
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現在診療放射線技師として、マンモグラフィの撮影をしています。マンモグラフィ検査の流れをご紹介していきます!
(※全ての病院がこれから紹介する方法かは分かりません。)
マンモグラフィとは
乳癌の早期発見のために人の乳房をX線撮影する手法。
マンモグラフィは都道府県の検診対象となってます。ご自分の市町村のサイトから対象年齢や金額などわかります。是非調べてみて下さい!
ちなみに千代田区だとこんな感じです↓
マンモグラフィ検査
①着替え
上半身は裸になってもらいます。ネックレスや大きめのピアスなども外してもらいます。
病院によってはマンモグラフィ用のガウンを貸して頂けます。
②撮影
乳房を圧迫板という板で挟んでいきます。
→挟むことで乳腺と脂肪が分かれて見やすくなります。また乳房の厚みが薄くなることで被曝量も減ります。
基本的に右左、2方向の撮影となります。
→検診地域や年齢によっては1方向の場合もあります。
最初、上から挟むCC撮影を左右し
次に、横から挟むMLO撮影を左右していきます。
→2方向撮影することでブラインドエリアが減り乳房全てが見落としなく見る事が出来ます。
乳房を大体100Nぐらいで挟んでいきます。痛いと思う方もいると思います、、、
実際、痛くて泣いてしまう方や悶絶する方がいたり。その逆で全然痛くないと言ってケロッとしてる人もいます。
我慢できない痛みでしたら担当者に伝えれば無理に押さないと思います。無理せず痛い時は伝えましょう。
また、ホルモンバランス的に胸が張ってる時にマンモグラフィ検査をすると特に痛いです。生理の日が分かる方は、それを見越して検査日を決めるといいでしょう。
③終わり
2方向の撮影が終了したら検査は終わりです。
着替えて終了
検査時間は、10分程度。着替えなど入れたら20-30分ぐらいで全て終了します。
④気をつける事
脇の方も乳腺組織がある為、脇も入れて撮影していきます。制汗剤やボディークリームなど画像に影響が出るので直前に塗るのはやめましょう。不安なことは検査前に問い合わせて納得してから検査しましょう。ちょっとでも不安があると緊張してしまいます。
感想
私は、撮影者もしていますが検査を受けた事もあります。
・検査を受けた側の感想は、生理で胸が張ってる時は痛過ぎてマンモグラフィ検査拒否しました、、、別日にしてもらいました。
私の場合は特に痛くなかったです。なんか潰されてるなーぐらいで悶絶するとか苦しい記憶はありません。
・撮影者側の感想は、痛いかどうかは人それぞれでやってみないと分かりません。前回は痛かったが今回は痛くないという方も多いです。
また撮影者は手にアザを作りながら撮影をしています。マンモグラフィ担当して数ヶ月はずっと手にアザがある状態でした。患者様の乳房を挟んでますが私たちの手も毎回挟まれてます。特に乳房のボリュームがない方は慣れてきた今でもアザが出来たりします。
我慢できない痛みなら無理やり押す事もないです。乳がんの早期発見には大切な検査です。怖がらずにマンモグラフィ検査を受けに来て欲しいです。
まとめ
いかがでしたか?マンモグラフィ検査の流れについて書いて行きました。マンモグラフィ検査に対して少しでも不安をなくして貰えればと思い書きました。実際の注意事項や検査内容は受ける病院のサイトに詳しく載っていると思います。