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先日、ラッブラの交響曲12曲を聴いたのですが、8番は、ピエール・テイヤール・ド・シャルダンというカトリック司祭へのオマージュとなっておりました。

シャルダン司祭

この方は、北京原人発掘など考古学、古生物学の研究者でもあったようですが、どうもキリスト教的には異端児のようで、Wikiを読んだ限りでは、もう一つよく分からんなぁと思って、その時は通り過ぎたのですが・・。

2001年宇宙の旅

本日、たまたまYoutubeで「町山智浩の映画塾!「2001年宇宙の旅」」という映画解説を見ておりましたところ、なんと!シャルダン司祭がこの映画の構想に重要な役割を演じていることがわかり、驚きました。

詳細については、映画にご興味がおありでしたら、ぜひ一度、町山氏の解説をご覧いただければと思いますが、シャルダン司祭の理論である人間の進化と神の存在・定義について、この映画の意味するところが、とても興味深く、面白く説明されています。

この映画はなかなか難解な映画ですが、この解説を聞けば「なるほど!」と思われることでしょう。

ご参考まで、YoutubeのURLは下記のとおりです。予習編と復習編に分かれています。シャルダン司祭の話は復習編の26分あたりより出てきます。

町山智浩の映画塾!「2001年宇宙の旅」<予習編>

町山智浩の映画塾!「2001年宇宙の旅」<復習編>

はたして、ラッブラは何を思ったのか

ラッブラの交響曲第8番が何を意味しているのか、9番は讃美歌が流れる「神聖な交響曲」と副題もあって、ラッブラが神をどのような観点で作曲したのか、改めて聴いてみるのも面白いかもしれません。


シューベルト以降の交響曲全部聴くプロジェクトを進行中です。現在までに570人 2000曲以上の交響曲を聴いて、この note にまとめています。

それぞれ、どの指揮者、どのオケの演奏を聴いたのか、どんな風に感じたか、といったことについては、作曲家ごとに note にまとめていますので、よろしければそちらをご覧ください。

https://note.com/tacet_pos/m/ma5b0ad2e2761

更新履歴は、What's New よりご覧ください。

https://note.com/tacet_pos/n/n287786c5732f


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