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二拠点生活の趣旨と現状について

このたび私が執筆したnoteの記事「二拠点生活への挑戦」に関して、一部で誤解が生じているとのことをお聞きしました。この記事の趣旨や現状について改めて説明させていただきます。


二拠点生活の提案背景

私が提案した「二拠点生活」は、地域での生活の魅力を広め、都市と地方をつなぐ新しいライフスタイルの可能性を模索するものです。この提案は、都市部での経験や人脈を地方の活性化に活かし、地方での活動をより効果的に行うための一つのアイデアとして共有しました。

なお、「二拠点生活」という言葉自体は明確な定義があるわけではなく、私自身も試行錯誤を重ねながら、このライフスタイルがどのように地域活性化に貢献できるのかを模索している段階です。そのため、今回の記事はあくまで一つの考え方を提示したものであり、最終的な形を決めたものではありません。


現在の活動について

私は現在、大館市を拠点として、地域おこし協力隊としての活動に専念しています。以下は、実際に行っている主な活動内容です。

  • 地域資源(主に耕作放棄地)を活用した農作物の栽培や収穫体験の実施

  • 地元の方々との連携を通じた販路拡大やデジタルスキル提供

  • SNSやメディアを活用した地域の魅力発信

  • 大館市での起業に向けた準備

大館市での活動に支障が出るような状況は一切なく、地域に根ざした取り組みを最優先にしています。


地域おこし協力隊制度について

まず、「地域おこし協力隊」の制度概要について簡単に説明します。

制度概要:地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。

総務省「地域おこし協力隊~移住・地域活性化の仕事へのチャレンジを支援します!~」

この制度の目的は、地域での活動を通じて地域活性化に貢献するとともに、隊員自身がその地域に根付いて定住・定着することにあります。

私自身もこの制度に基づき、現在、大館市を拠点として活動しています。住民票は大館市に移しており、生活の拠点も大館市にあります。また、活動内容も制度の趣旨に則り、地域の魅力発信や農業活動、イベントの企画・運営などに取り組んでいます。

二拠点生活についての誤解

記事で提案した「二拠点生活」という言葉が、一部で「大館市で活動せず東京に滞在している」と誤解された可能性があります。しかし、実態としては、私の活動拠点は大館市であり、東京滞在は個人的な用事や短期の予定に限られています。これは、地域での活動に悪影響を与えるものではありません。


個人アカウントでの発信について

これまで個人アカウントを通じて協力隊の活動内容を発信してきましたが、今回をもちまして、個人アカウントでの協力隊の発信は終了といたします。

私自身が公私の線引きを明確にし、より責任ある情報発信を行うためのものです。これまで個人アカウントを通じて活動を応援してくださった皆さまには心より感謝申し上げます。


最後に

今回の件を通じて、言葉や表現が持つ影響力の大きさを改めて実感しました。誤解を与えてしまった方々には、ここでお詫び申し上げるとともに、今後はより分かりやすい形で情報発信を行っていきます。引き続き、大館市での活動をどうぞ温かく見守っていただけますと幸いです。

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