ゆるWeb勉強会@札幌 #4 開催しました
2019年3月30日に、個人で主催している勉強会の四回目を開催いたしました。
今回も、色んな方々に参加していただき、そして発表もしていただき、本当にありがとうございました。
今回発表いただいた資料の中で、参加された方向けに(特にフロントエンドから入った初級者の方々やデザイナーの方々向けに)少しずつですが補足を入れておきたいと思います。
(発表された方々、意図が違うよ!という箇所あればお知らせください。)
フロントエンドエンジニアでも知っておきたい
バックエンドの話
今回一番難しい(知らない単語が多く出た)発表だったかもしれません。
誤解を恐れずに言えば、Webは
「ブラウザ」+「サーバ」+「データベース」
の組み合わせでできています。
このうち、「サーバ」+「データベース」という、フロントエンドエンジニアの方達が普段あまり意識する必要がない、でもたまに必要になって困るよね、というところの紹介という感じです。
自分たちの作ったHTMLなどのファイルを「サーバ」にアップロードする時に、今回の話を少し思い出してもらえると良いと思います。
また、バックエンドのエンジニアの方と話をするときのきっかけとしてみるのも良いかもしれませんね。
「Elixir」と「Phoenix」について
「Elixir」というプログラミング言語と、「Phoenix」というフレームワークの紹介でした。
「Elixir」は関数型プログラミング言語と呼ばれるものの一種で、参加されていた方々が多く触っている「PHP」や「JavaScript」などとは異なる特徴を多く持っています。その辺りについて、説明をしてもらえました。
ただ、最近の言語のトレンドとして、関数型プログラミング言語の特徴をうまく取り入れるような言語の拡張も多くみられます。
言語を「使いこなす」ために、こういうまったく違うタイプのプログラミング言語に触れるのも、視野を広げる一助となると思います。
macOS でも Windows でも使おう!
パッケージマネージャー
開発環境を構築するために、OSを問わずに「パッケージマネージャー」を使おう!という発表でした。
実際にデモも織り交ぜながらやっていただき、パッケージマネージャーの効果を見せつけることができたのではないかと思います。
個人的にですが、Windowsでのパッケージマネージャーの話を他のOSほど耳にしていなかったので、こういう情報は大変ありがたかったです。
PHPでFizzBuzz問題をやってみよう
私の発表です。プログラミング色強めの発表でした。PHPだったので、フロントエンド寄りの方には馴染みのないコードが多く、ちょっと戸惑わせてしまったかもしれません。
内容は、「FizzBuzz問題」というシンプルな課題を、段階的に「良いコード」にしてみましょう、というものでした。
特にオブジェクト指向でコードを書いていく時に、経験を積んだエンジニアでもうまく書けないということは割とありまして、少しでも良いコードに近づける考え方の入り口になれば、という思いもありました。
この後、自社内の勉強会でも使ったのですが、わりと好評でした。
キーボードの話
時間に余裕があったので、無茶振りでお願いして発表してもらいました。
(本当にありがとうございました!)
キーボードなどエンジニアとして常に触れるデバイスは、まさに職人の道具そのものです。そういったものにも是非こだわっていきましょう、という熱いメッセージでした。
まとめ
毎回のことですが、「テーマ」と「発表してもらう内容のレベリング」というのには頭を悩ませます。きっと答えは出ないんでしょうが、毎回こいつと正面から組み合っていかないといけないんだなぁ、とも思っています。
勉強会の対象と考えているのは、「Webという業界に入ってきて、そして成長しようとしている初心者〜中級者」の方々です。(職種は問わず)
そういった方達が、一歩でも前に踏み出すための力になれれば、と思っています。
ということで、次回は5月17日 (金) 辺りで実施しようかと考えています。まだ予定なので、正式な発表を是非お待ちください。
テーマは「自分の作ってみたものを、みんなに紹介してみよう。」みたいなことができたら良いなぁ、とぼんやり思っています。
それでは、次回のゆるWebでお会いしましょう!