外国人選手の日本指導者へのイメージ
皆さん、こんにちは!”アスリートにワクワクする環境を提供し続ける”の下にスポーツトレーナー活動をしている酒井です!
いい意味で周りと競争しながらやって行くというのはお互いに刺激があって自分の成長に繋がるかもしれないですが、それがずっと続く環境はどうなのかと。自分のやりたい事、達成したい事は周りと比べて出来ているか、出来ていないかではなくて、自分の決めたレールに沿って計画通り進んでいるかが重要で周りの進行速度に焦ってそのスピードに合わせようとしてしまう事は時と場合によって考えないといけないと思います。
昨日ふとアスリートのケガの情報を詳細に聞いたときに感じました。これは、自分自身にも言える事で、
周りとの戦いじゃなくて、自分との戦い。
この気持ちを忘れてはいけないと改めて思いました。
さて、今日は向こうで過ごしてきて、スポーツ現場に関わってきて感じた事を書いていきます。
私が子供の頃、緩慢なプレーをしてしまったり、ミスをしてしまったりすると、怒られるという事は当たり前でした。周りのチームを見ていてもそういうところは多かったように思います。こんな方法だから日本の指導が悪いということではなく、向こうの現場指導との違いを感じて欲しいだけですので、軽い気持ちで考えて見てください。
向こうにいる時、よく外国人選手に言われることがありました。
日本の指導者はすごく怖いんだろ?ミスしたらすごく叫んで怒ったり、、僕たちは多分耐えられないね。日本人のそのスピリットはすごいよ。と。
良くも悪くも取れるコメントだと思いますが。笑
こんなイメージを日本に対して持っているんだな。と感じた事を今でも鮮明に覚えています。
向こうの指導者ってどうなんだ?
って事なんですが、スポーツや年齢層にも寄ると思いますが、ミスに対して、日本ほど怒る習慣はありません。むしろ褒めてます。
”いいよ!次はこうしていこう!”や”悪くないね。感じはいいよ”
など、決して否定的な単語を発する事はありません。
個人的にここは日本ももっと取り入れるべきじゃないかと思っています。
”悪い”も”bad” ではなく、”not good"などの肯定語を否定形に変えて伝えてくるんです。これを外国人に話をしたことがあるのですが、
あー確かに。笑
と笑いながら流されて終わりましたが。それくらい自然で意識してもいないということなんでしょうね。
なので私も特にジュニアを見るときなどには否定語はあまり使わないように意識しています。もちろん悪い事をした時は日本も向こうも同じですよ。ダメだとちゃんと伝えてないといけません。その線引きも私たち教える側がしっかり判断しないといけない部分です。
こんな違いが指導面にもあるという事を海外で実感してきました。国際化が進んで日本でも指導面で様々な取り組みをされている方も増えています。
今後も日本の指導もより良い方向に進めばと思います。何か少しでもご参考にして頂けたら幸いです。
それでは、また次回!