沼田の場合、跨線橋から街が一望できる……と思ってはいけない。~天空のグンマー編その6
前回、休日おでかけパスを握りしめて南関東を東奔西走してから間もなく。
今度はド平日に北に向かいました。
向かう先は再びのグンマー。
ぐんまワンデーローカルパスの旅、今回は6回目です。
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上越線の沼田駅にやって参りました。
駅を下車して中の様子を軽く撮影。
バスの乗り継ぎまで少し時間があったので、駅周囲を手早く撮影してしまおうと思います。
「真田の里 上州沼田」
そう。ここはもうひとつの真田の里。
本拠は長野の上田周辺ですが、領地はこの辺りまであったんですね。
そして、ここ、沼田は上野国側の重要拠点の沼田城があった街。
沼田城は真田昌幸の長男、お兄ちゃんこと信幸が城主として治めた城。
沼田は彼が城下町の礎を築いたことで大きく発展した町なのです。
そして、ロータリーのすぐ脇に上越線の線路を跨ぐ跨線橋の階段を見つけたので、駅まわりを高い場所から撮影することにしました。
線路の行く手を阻むような谷川連峰の峰が見えますね。
あの向こう側は新潟県、越後国。
上杉のテリトリーはもう目と鼻の先です。
今度は、沼田城の方向を向いてみましょう。
右に90°くらいくるり。
まあ、見えるわけないですね。
ここは、跨線橋に上がったら街を一望できると思ってはいけない。
街はあの上にあるので、むしろこっちの方がよっぽど低いというわけで。
当然見えるわけがありません。
これからあの上に向かうわけですが……後で写真でもレポートしますが、街にたどり着くまでまあ険しいこと険しいこと。
もう一度、城跡の辺りを見てみます。
ズームして視点を近付けてみればみるほど、斜面が急な感じです。
アレよじ登って攻め上がるのきっついで……。
沼田駅の高崎方向も山が行く手を阻んでますねぇ。
この辺りは山をなるべく右に左に避けながら、狭い隙間をすり抜けるようなルートを刻んでいます。
さて、そろそろバスがやって来る時間です。
バスに乗って、あの高台の上にある城下町に向かいましょう。
今回は結構あちこち歩きますよ。
というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。
よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。