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ちょっとのんびりすぎひんか?~休日おでかけパスの旅編その2

びみょ~にGWを外したとある土曜日。
ちょうど身体が空いたので、ふと思い立って出かけた休日おでかけパスの旅、第2回です。

さて、発車時刻になりまして、列車は房総の深淵へ向けて走り始めます。
3両繋いだ車両に、午前中の乗客流動傾向とは逆方向に向かう列車ではありますが、そこそこの乗客を乗せて、木更津を出発します。
さすがに立ち客が出るほどではありませんが。
基本的には、木更津で一気に乗客を乗せて、途中で少しずつ降ろしていく、そんな感じの乗客動向になるわけですが。

横田駅に到着。

まあ、この写真を見ても分かると思いますが、木更津からしばらくの間はこんな感じに密度は高くはないですが、住宅地が広がっていて、その間を抜けていく路線風景です。
それなりの需要はありそうです。

ここでは木更津行きの列車と行き違い。

対向の列車とすれ違って、横田駅を発車します。
この辺りから、目に見えて路線周りが閑散としてきます。

駅周りには住宅も多く見られますが。
離れていくと……
この通りでございます。

線路の緑化がだいぶ進んだ先進的SDGs路線ですw
非常にエコでよろしいじゃないですか。
おまけに速度もエコ……って、ボケ倒すのもこの辺にしときましょう。
真面目な話、木更津を出てから、ずーっと40キロそこそこしか出てないんですよ。
この路線、木更津からずーっと至近距離を並行する道路が寄り添うように走っているんですが、ここを走っている車にふつーにどんどん抜かれていくんですよ。
マイカーには間違いなく完敗です。
見た感じ、あまり道路が混雑している様子もないですし、下手すりゃバスにも負けそう。
(実際には木更津駅近辺が混雑してるかもしれませんが)
これじゃ、選択肢としてなかなか選ばれないですね……。
マズいよ、これ。

とはいえ、原因は分かってます。
赤字だから保線の質を落としてケチるしかないんです。
だからその分、速度に響いてる。
でもこの時点でかなりあかんヤツ。
趣味的にはこれはこれで良い画になるので個人的には嫌いではないのですが、交通機関としてどうかと言われると……。

こういうのとか
趣味的にはのどかでいいんですがね……
ちいさな踏切と、草むす平原。奥の大きな建物がアクセントになって良い。
周りはこんな感じ。

こういう画が撮れるのはいいんですけどねぇ……。

ちなみに、この辺がいちばん速度が出ていた区間。

極少ないんですが、ここみたいに、60キロ以上出して走る区間もあります。
さすがにこれだけ速度を出す区間は保線がさっきのようなところよりは手厚いのか、路盤が緑化されているということはありませんでしたね。
定期的に新しいバラストも入れられているみたいです。
路盤緑化されてなくても十分良い画ですし、予算的なところをなんとかできれば、もうちょい他のところもテコ入れしないと、久留里までの区間は今のところ廃線論議は出ていないようですが、それでもちょっと交通機関としての意義を問われそうな現状だなという認識を致しました。

というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。

よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。

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