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AIに仕事が「奪われる」のか、AIのような人間がAIに「置き換わる」のか。
マイノリティ環境というか、複雑な環境にいると、よく
「問い合わせ」をしないとなにも進まないケースによく置かれることが多い。
例えば、困ったときの助成や補助制度、イレギュラーな対応などはオモテに情報だしてくれないし、困っている人を探しにきてもくれない。
こちらから聞いて初めて「あるよ」って言われることが多い。
一般的な質問だけしても「ないよ」って言われることがほとんど。だから、なんでもほどほどはできるけど、すっごい特別な特技がない自分が見についたなと思うスキルは「質問力」。
ないよ、と言われてから掘り出すスキルがほんといつのまにか高くなってしまったと思う。必要に迫られて、だけど。
で、AIに仕事を奪われる件。
そういう問合せのなかで、血管切れそうにイラつく対応にあたることって結構な割合であって、まともな返答してくれる担当者に出会うと逆に感謝したくなる感じ。
で、どういうひとがイラつくのか、って考えると。
AとBが必要な条件とは知っているんですが、Aはあって、Bが8割の環境なんですが、Cが2割だとダメですか?
みたいな質問に
AとBで行われます。
という返答しか返ってこないタイプ。角度を変えて質問しても、回答は⇧のまま。
「いや、知ってるし、事前に調べてるし、その答えならグーグルさんに聞いても同じだし、なんのために人がいるところに質問してると思ってる?」
っていう。
イレギュラーやケース別のことを聞きたいから問合せしているわけで。
ダメならダメでも、CにもっとBの要素があればOKなのか、なにがなんでもAとBじゃないと法律違反なのか、とかそういうところを「専門の人」に聞きたいから電話かけているわけで。
全部OKしてほしいんではなくて、次の一手を考えるための情報としても知りたいの。
だから、その機械やマニュアルの返答は、先にも後ろにもいけなくて役に立たない。
人間味がある担当者って、経験や環境の理解を総合的に兼ね合わせて、いまの「最適解」をくれる。
これって、「人間だから」できることで、生物的に「人間」であっても機械的な人間がいるわけて、そういう「ヒューマンスキル」を使ってこなかった人たちの仕事がAIに「奪われて」いくのだろうか。
ヒューマンスキルを磨いてきた人たちの仕事は奪われず、逆に貴重なスキルになっていくのではないだろうか、しばらくは。
AIがどういうふうに「成長」するかによって変わってはくるだろうけど。
一番怒りを覚えたのは、救急の医者。
夜中に救急で行っているのに、診断を「こういう状態なので、こうだと思います」ではなく、
「ここ(医学書)にこう書いてあるので、~だと思います」
って悪気もなく言ってたこと。
Googleも出始めのころだけど、じゃないとしても、イヤそれ医者としての「プロ」の意味ない、救急の意味ない。バックヤードで同じことやってたとしても、外でやっちゃダメなやつでしょう。
書いてあるので、、、じゃ素人が家庭の医学読むのと変わらない。
AIがもっと進むと、人間らしさって何か、とか
プロ、専門家ってなにか、っていうところがもっと精査されてくるのかもしれないなと思います。