多部良 蘭沙

スピリチュアリストで、物語を紡ぎ出すことに人生を賭けているインディーズ作家・多部良蘭沙が、日常で感じたことを綴る日記です。自分のことだけでなく「コレを知っていると人生が楽になるかも?」といったことを発信するつもりです。どうぞ、よろしく!

多部良 蘭沙

スピリチュアリストで、物語を紡ぎ出すことに人生を賭けているインディーズ作家・多部良蘭沙が、日常で感じたことを綴る日記です。自分のことだけでなく「コレを知っていると人生が楽になるかも?」といったことを発信するつもりです。どうぞ、よろしく!

最近の記事

Appleの〝あの時代〟を、このサービスに思い出す

最近、〝推し活〟が流行っています。しかし私はその波には乗りたくないとずっと思っていました。 というのは私自身、気に入るべきものは自力で見つける主義なので。だから、その反対に自分の気に入ったものを他人に押し付けることもしたくないと思ったのです(心理的にもおそらく逆効果、ではないかと思っています)。 しかし「最近はそうも言っていられないかな・・・」と感じるようになりました。 私の推しはずばり、コレです! 動画配信サブスクはいろいろ試して楽しんできましたが現在、常時契約にし

    • 袴田さん無罪確定に〝怒り〟

      きのう、58年前に起こった事件にようやく終止符が打たれました。先日、無罪が言い渡された袴田巌さんに対して、検察が控訴しないと発表したのです。 一家4人を殺害し、その後放火したという罪に問われ〝死刑囚〟となっていた袴田さんとそのご家族にとって、非常に長く辛い戦いであったことが偲ばれます。本当に長い闘いでしたが、ようやく無罪が確定し、よかったと心から思います。 しかし、その一方で私はどうしても当時の捜査当局に対して強い怒りを感じずにはいられません。捜査開始後1年以上経ってから

      • 〝地球沸騰〟を実感!

        九月に入っても毎日が暑いですが。しかしもともと夏はいつからいつまでかご存知ですか? 気象学的には6月頭から8月末までということになっています。しかし暦の上では立夏から立秋の前日までが夏なので、おおよそ子供の日から広島平和記念日までということになります(年によって若干変動します)。 しかし近年はとてもではないけど、こういった暦に季節がきっちりと当てはまらなくない状況になっています。いずれ季節に対する常識は変えなければならないのかもしれません。 とにもかくにも暑さを凌ぐ必要

        • 災害は忘れた頃に来るのが良い

          先日、はじめて南海トラフ地震臨時情報が出されました。私が住む場所は、津波の到達範囲には入っていませんが、予想される最大震度は6弱とされています。ただ、まだしばらく先の話だろうと考えていました。 それが今回、巨大地震注意の情報が出て、いよいよ本格的に心配すべき時期に入ったと感じました。が、しかし同時にその一方でこうも思ったのです。 「いつかは必ず来る大地震なんだったら、なおさら意識させないでほしい。なるべく忘れさせていて欲しい。忘れている間に来るように仕向けて欲しい」と。

          学びと年齢

          今年の春から聴講生という形で大学に通い始めて、3ヶ月が過ぎました。 授業の全日程が終了し、今月末に一教科だけ試験が残っているという状態ですが、聴講体験してみた感想を書きたいと思います。 まず結論から言うと、通ってみてとても良かったと言うのが率直な感想です。これは正直、思いの外・・・でした。 というのは、じつは私はもともと授業そのものにはそれほど期待していなかったからです。ではなぜ聴講してみる気になったか? というとそれは一度、大学に通ってみたかったから・・・ もちろ

          大学で学ぶ意義とは?

          今から25年以上も昔の話です。当時、ドイツに留学していた私は学期間の休みを利用してヨーロッパを旅行していました。そんなあるとき、スイスのホテルで、日本から観光できていたとある女性と話す機会を持ちました。 そこで旅の外国語の話になり、彼女はドイツ語についてこう言いました。「じつは大学の第二学国語で学んだことがあるんです。でも、あまり覚えていなくって」と言った後につづけてこう聞いたのです。 「英語で言うところのpleaseって、ドイツ語ではどう言うんですか?」 私はかなり驚

          大学で学ぶ意義とは?

          ただ、聴くだけ・・・

          私は今年から新しいことをいくつか始めました。理由は前回書いた家族を亡くしたことがきっかけ。父はそれほど手厚い介護を必要とするほど悪くはなかったのですが、万が一のためになるべく外へ出ないようにしていたのです。 しかし、介護から解放されたことによって自由な時間が増えました。それで、数年前から考えていたことを実現に移そうと考えたわけです。 そしてそのひとつが大学の聴講生になるというものです。じつは私は大学に通った経験がありません。若い頃は嫌いだった勉強を、今更ながらしてみたい—

          ただ、聴くだけ・・・

          「ただお金があるだけ」は空しい

          私は小説を書くことが大好きです。始めたのは20歳の頃から。特に文学が好きだったわけではありませんが、これをしているときがいちばん自分らしいと感じるようになりました。しかし執筆の時間を確保するために定職にはつかず、よってそれ以外のキャリアを積むことがありませんでした。 そうして書き溜めた作品には一定の自信があります。読んでいただいた方の反応からも、それが感じられました。しかし、一般には大きな反響を呼ぶものではなかったのでしょう。これがつぎに繋がることはありませんでした。 歳

          「ただお金があるだけ」は空しい

          死ぬのは定め、死に時も定め

          昨年末、私の父が他界しました。 2年前に医師から「心臓が限界に近づいている」と言われていたので覚悟はしていました。ただそれ以来、入院からは遠ざかった日々を送っていたので、やはり私たち家族にとっては〝突然の死〟でした。 「あの日こうしていれば、父は死なずに済んだかも?」 亡くなった直後は何度もそう後悔してしまいました。が、しかしところがその一方で、父の死をしっかりと受け止めている自分がいたのも確かでした。 じつは私には、父が亡くなったことに対しての寂しさとか空虚感みたいな

          死ぬのは定め、死に時も定め