Tabula rasa

頭の中の知識や部屋で積読されている本についてまとめていきます。 美術系のテーマが多くなると思います。

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頭の中の知識や部屋で積読されている本についてまとめていきます。 美術系のテーマが多くなると思います。

最近の記事

「美術解剖学とは何か」を読んで

今回は、最近出版されたばかりの「美術解剖学とは何か」の書評を書いていきます。 昔から筋肉や骨格が好きでして、小学生になる前くらいに解剖学の絵本を珍しく親におねだりして買ってもらった記憶があります。 今でも持ってるんで今度はその本の紹介でもしようかな。 そのくらい昔から解剖学には関心があって、美術に興味を持つより前から好きだったわけなんですよね。 なので本書を読むのを楽しみにしてました。 著者の加藤公太さんはTwitterで美術解剖学について情報発信されていて、ク

    • 『アーティストが愛した猫』を読んで

      芸術家の相棒と言えば猫ですよね。 絵筆かもしれませんし、キャンバスかもしれませんが。 孤独を愛する芸術家にとって、猫は相性が良いのかもしれませんね。 彼らは自由気儘に誰にも束縛されることなく生きることを望んでいますからね。 そんな訳で今回は『アーティストが愛した猫』の書評を書いていきます。 この本は確か、紀伊国屋書店で猫のブックフェア的なのがあったときにたまたま買った本だったはずです。 普段は吟味してからしか本を買わないので、珍しく衝動買いした一冊です。 本

      • ウォルター・アイザックソン著 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を読んで

        ブログに書きたいことは色々あるものの、書き方だったりプラットフォームだったり迷うことが多かった。 出来もしないのに完璧主義なところが表に出て来て一歩を踏み出せないことはよくあるものですね。 まぁ気楽に書いていこうかなと思ってます。 記事として残すことで知識の整理にもなるし、誰かの役に立つかも知れないし。 ダ・ヴィンチの残した膨大なノートも多くの芸術家や科学者にインスピレーションを与えていますしね。 そんなわけで初回はウォルター・アイザックソンが著したレオナルド・ダ・ヴィ