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[VRChat]異形頭が作りたい ~頭入れ替え~ [Unity][Blender]

はじめに

皆さん、はじめまして。tabuchiです。
突然ですが皆さん、異形頭っていいと思いませんか?(このnoteを読んでいる時点で皆さん興味がお有りだとおもいますが)完全な異形とは違って社会に溶け込んでる感というか、なんかスタイリッシュな感じしますよね!
なんですけど、異形関連の改変ってこういったサイトにはほぼ載ってなくて、人伝いで聞くしかないっていう場合が多いと思うんですよ。(筆者は調べても見つけられなかった経験があるため)
そこで、異形頭を広めるべくこういったチュートリアルでとっつきやすさを出していこうという魂胆です。
ということで早速始めていきましょう。



事前準備

必要なもの

・Blender

筆者はBlender3.4.1を使っていますが、最新版使っておけばたぶん大丈夫だと思います。たぶん。

・VCC及びUnity
さすがに異形頭作りたいって人がはこれをすでにダウンロードしてると思うので、ここでは省きます。調べればいくらでも紹介してるサイトあるのでそちらをどうぞ。

・首から下となるアバターのモデル

今回は再現性の確保のために無料アバターを使用します。

・頭となるモデル

上に同じ理由で今川焼きを使用します。


Blender編

起動~首から下の整備

Blender起動するとこんな感じの画面が出てきます

まずはBlenderを起動したら、邪魔なのでA→Xですべてのオブジェクトを削除しましょう。

すべて消し終わったら、ファイル→インポート→FBXで首から下の方をインポートしておきましょう。いつでもインポートしてもいいはいいんですけど、頭は後でいいです。

インポートしましたら、首から上は邪魔なので消していきます。シーン内のオブジェクトを左クリックで選択するか、画面右上のとこからパーツを選んで消していきましょう。(ハオランくんの場合はBody, hair, humanear, kemomimi)
ハオランくんは別ですが、場合というかモデルによっては頭と体が一緒のオブジェクトとなっていることがありまして、その場合はTabで編集モードに切り替えていい感じに頭を消しましょう。(楽な方法があればいいですが、筆者はその方法を見つけられていないのでこうとしか言えないです、申し訳ない。)

頭を消した後はこの変なトゲトゲ達(以降ボーン)を消していきます。アーマチュアを選択し、Tabから編集モードでいらないボーンを消していきましょう。(Headのボーンは絶対に残してください。Headのボーンがないと頭つけてから困ることがたくさん起きます。

小技:邪魔なオブジェクトを選択してHを押すと非表示にできます。再表示はAlt+Hまたは右上のとこから目が閉じてるマークをクリック。

最後に首の穴を埋めましょう。体を選択してTabから編集モードで埋めていきましょう。Eを駆使すれば割となんとかなります。もし首と頭の部分をつなげたい場合は頑張ってつなげてください。現場からは以上です。

必要に応じてUV Editingを調整すれば完了です。


頭の取り付け~最後

配置したらなんか思ってたのとだいぶ違うけど、もうこれでいきます

それでは、ここから頭の取り付けに入っていきます。頭をインポートしていない方はインポートをしてください。インポートし終わったらSやGでいい感じに位置とかサイズを調整してください。(頭の名前を変える場合、Headという名前をつけないでください!unityに怒られます!
動かし終わったらCtrl+Aから全トランスフォームを適用しておきましょう。しないことによってたまにunityで困ることがあります。

配置が終わりましたら、頭→アーマチュアの順番で選択し、親子関係を作っていきます。ペアレントの項目の中に色々ありますが、基本「エンベロープのウェイトで」を選択しましょう。頭の形によっては「自動のウェイトで」とかでやった場合はうまくいかないことが多いのでエンベロープ安定です。

親子関係を作りましたら、Headのボーンを調整していきましょう。だいたい頭の一番上とボーンの先が同じ位置にあると良いと言われています。

ここから割と一番レベルで大事なことやります。ウェイトペイントです。筆者はこれ忘れてたせいで数時間を無に帰すことに成功しました。
アーマチュア→頭の順番で選択し、左上のオブジェクトモードと書いてあるところをクリックして、ウェイトペイントを開きましょう。開けたら、Ctrl+左クリックでHeadのボーンを選択しましょう。

小技:Alt+左クリック押し込みで動かすと簡単にウェイト塗れます。

基本は頭すべてが赤(ウェイトが1の状態)になるまで塗ってください。何かやりたいことがあるなら1じゃなくても大丈夫です。

最後にFBX形式でエクスポートしていきましょう。
エクスポートが完了したら、Blenderでやることは終わりです。


Unity編

まずは新規アバタープロジェクトを作成からの必要なパッケージ(ハオランくんで言えばliltoon)を追加しまして、unityを開いていきましょう。開きましたら、テクスチャを使用するために元のモデル達のunitypackageをインポートしていきましょう。

インポートが完了したら、先ほどの異形頭を選択し、右のインスペクターからアニメーションタイプをジェネリックからヒューマノイドに変更します。

その後は、オブジェクトにマテリアルを設定しましょう。
がんばってください。あともうちょっとですよ!

マテリアルの設定が終わったら、元のアバターのvrc avatar descriptorの値をパクって異形頭の方に組み込んでいきます。view positionはお好みで、場合によってはlipsyncやeye lookはオフだったりいじったりすると良いと思います。

あとはSDKでアップロードするだけ!困ったらauto fixでなんとかしましょう!9割なんとかなります!

なんかすごいなんとも言えない見た目になったので過去のよかった例を下においておきます。


おわりに

どうでしたか、自分note書くのは初めてなので何かわかりにくいところや至らぬとこもあるかもしれませんが、もし少しでもあなたの助力となれたなら幸いです。
あと、この界隈は先人たちの情報に成り立っているところがかなり大きいと思いますので、あなたがもし一般的には珍しい改変をしたのならば、それを後に繋いでいくのもいいかもしれませんよ。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。次のnoteか、はたまたVRChat内か、いつかどこかでまたお会いしましょう。


何か気になる所とか誤字があればXのDMにご連絡ください。


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