【2歳向け】モンテッソーリ教育とおすすめ知育玩具を解説!
この記事を読んでいる方の中には、「賢い子どもに育ってほしい」と思っているものの、そのためにはどのようなおもちゃを選べば良いのか悩みどころですよね。また「お金をかけずに子どもに適したおもちゃが欲しい」などの悩みを多くの方が抱えています。
「子どもは遊びの中で学ぶ」という通り、おもちゃは子どもの成長において欠かせない物です。おもちゃを使って存分に遊ぶことで、子どもの内なる力、潜在能力が育まれます。
この記事では、モンテッソーリ教育と簡単に作れるおすすめ知育玩具をご紹介しますね。
ただ子どもを楽しませる物ではなく、子どもの成長を促せるようなおもちゃを選んで、ご自身の子どもの成長に役立ててください。
モンテッソーリ教育って何?
イタリアの女性医学博士であり、教育者のまりあ・モンテッソーリによって考案された教示教育のモンテッソーリ教育。
今日では世界110以上の国々で実施され、「著名人を多く輩出した教育法」として知られています。近年では、日本でもこの教育法が広がっており、注目を浴びています。
そんな広がりを見せているモンテッソーリ教育ですが、一体どのような教育法なのでしょうか?まずは本章でモンテッソーリ教育の基礎知識をつけていきましょう。
モンテッソーリ教育の基本的な考え方
モンテッソーリ教育とは、子どもの「自主性」「敏感期」「整えられた環境」という3つの基本思想に基づいた教育法です。
この教育は、自立しており、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯にわたって学び続ける姿勢を持った人間を育てることを目的としています。
「自主性」とは子どもの自由を尊重し、大人はそれに気づき手伝うことを目指すこと、
「敏感期」とは、子どもが大人の力を借りずにひとりで物事をこなしてみたくなる時期です。
「整えられた環境」とは、子どもたちを積極的にリードするのではなく、あくまで子どもが自主性を発揮する環境を整えることです。
モンテッソーリ教育の敏感期【2歳児編】
2歳は語彙が増え、自我が芽生える重要な時期です。この時期の子どもは「自分でやってみたい」と強く感じ、自分の思いを伝えようとします。俗に言うイヤイヤ期ですね。この成長段階に適した玩具で遊ぶことで、より人間的な成長を促進します。
2歳からでは遅い?モンテッソーリ教育を始める最適な時期
モンテッソーリ教育は0歳から始められますが、2歳から開始しても全く遅くありません。子どものうちは個人差が大きく、ここの成長段階によって最適な時期は異なります。その子どもの成長に合わせたおもちゃを選ぶことが重要です。
モンテッソーリ教育による2歳向けのおもちゃの選び方は?
どのおもちゃで遊ぶかによって、子どもの成長に大きく関わります。そのため、おもちゃの選び方は非常に重要です。以下でおもちゃ選びのポイントをお伝えします。
指先を動かすおもちゃを選ぶ
指先を動かすことで、脳の成長を促します。2歳は物を掴む・離すといった基本動作だけでなく、色や形などにも興味を持ち始めます。子どもがよく手に取るものを見定めて、興味が持てそうな玩具を選びましょう。
つまめるサイズの物を選ぶ
指先を動かすためにも、おもちゃのサイズ選びも重要です。大き過ぎたり小さ過ぎたりすると指先を使いづらいため、子どもの手のサイズにあったおもちゃを選ぶびましょう。
モンテッソーリ教育による2歳におすすめの手作りおもちゃは?
モンテッソーリ教育のおもちゃは高価な物が多数ありますが、お金をかけずに同じようなものを作ることができます。ここでは、お金をかけずに簡単に作れるおもちゃをご紹介します。
紐通し
用意するものは靴紐とビーズです。
穴の中に紐を通す作業は、指先の器用さを養います。
ビーズが無い場合はホースやストローを2〜3cmに切ったものでも代用可能です。
初めは穴のサイズが大きい物から始めて、徐々に小さい物にステップアップしていきます。
シール貼り
用意する物は紙とシールとペンです。
紙に丸を書き、その中にシールを貼るという遊びです。
シールを台紙からはがし、丸の中に貼り付けるという動作を繰り返すことで、指先だけでなく空間認識力の向上も期待できます。
慣れてきたら丸のサイズを変える、子どもが好きなキャラクターシールを使うなど工夫すると、子どものモチベーションも上がりますね。
積み木
用意するものは牛乳パックとセロハンテープです。
おもちゃの王道といえば積み木ですよね!
2歳はとにかく積み上げて崩すという遊びが好きな時期です。
牛乳パックを切って立方体にすることで、積み木の代用となります。
サイズの異なる立方体を用意しても良いかもしれませんね。
ポットン落とし
用意するものはタッパーとペットボトルのキャップです。
タッパーに穴を開け、そこにペットボトルのキャップを入れるという遊びです。
指でつまんで穴まで持っていき、離すという動作は指先や手首の発達に繋がります。
キャップだけでなく、チェーンなどに変えてみても面白いですね。
まとめ
本記事では、モンテッソーリ教育とその教育法に基づいた2歳児向けの知育玩具について解説しました。
高価なおもちゃを買わなくても、身の回りの物で簡単に知育玩具を作ることができます。
知育玩具を作る上でのポイントは以下の通りです。
・その子が興味を持つものを知る
・成長にあったものを選ぶ
・色や形を変えてバリエーションを増やす
ご自身のお子様の成長に、是非役立ててください。
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