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【戦いとは何か?】クラウゼヴィッツの『戦争論』を卓球にフル活用しよう!

東洋を代表する兵学書が『孫子』なのに対して、西洋を代表する兵学書が、このクラウゼヴィッツの『戦争論』です。

クラウゼヴィッツは、ナポレオンに負けた悔しさを原動力に、戦いというものを徹底的に研究し、『戦争論』を書き上げました。



『孫子』が、

「いかに戦うか」

ということを追給したのに対し、

『戦争論』は、

「戦いとは何か」

ということを追求しています。



また、『孫子』と『戦争論』が共通して唱えているのが、

「守備の優位性」

です。



どうやら、戦いの肝は、

「いかに攻めるか」

ではなく、

「いかに守るか」

にありそうです。



さぁ、クラウゼヴィッツの『戦争論』を通じて、戦いとしての卓球とは何なのかを、考えていきましょう。



参考文献

『戦争論 上』
『戦争論 下』
著 クラウゼヴィッツ
訳 清水多吉
中公文庫

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①卓球の試合は、「いかに攻撃をするか」なんていう単純なものではありません。
②「勇気を持つ」ということは、「賭ける」ということです。
③大きい利益のために、大きいリスクを取るのは、得策ではありません。
④意識が分散すると、意識のほとんどがムダになってしまいます。
⑤相手に攻めさせる勇気が無い人の卓球は、不良の卓球です。
⑥上手くなるために必要なものは、「反省」「総括」「冷静な努力」です。
⑦「逆を突かれたらどうしよう…」ではなく、逆を突かれてから考えましょう。
⑧自分の思い通りに試合を運ぼうなんて、そんな甘いもんじゃないですよ。
⑨相手のサーブのコースは、大まかに読みましょう。
⑩ミスをしないことは大切ですが、ミスをしなければいいというわけでもありません。
⑪相手がミスをしたときに、「入っていても打ち返しましたけどね。」という姿勢を見せているかどうかが、後々効いてきます。
⑫基本練習はもちろん大切ですが、それだけで試合が上手くできるわけではありません。
⑬敢えて多少甘く打つことにも慣れておきましょう。
⑭「強い意志」も行き過ぎると、「無謀」となってしまいます。
⑮点を取ったら、相手の気持ちを考えましょう。
⑯ブロックができると、得点が勝手に転がり込んでくるようになります。
⑰ブロックとは受け身ではなく、能動的反撃です。
⑱守りの作戦はバレにくいので、いつまでも効き続けます。
⑲「守りのドライブ」というドライブもあるんです。
⑳そのサーブは、自分の得意なラリーに持ち込めていますか?
㉑弱点が無いことが弱点になることもあります。
㉒ベストを尽くすことがベストとは限りません。
㉓自信が持てるかどうかは、ブロックができるかどうかで決まります。
㉔ラリーのルールを決めるのは、守備側です。
㉕「実行しやすい作戦」が、「成功しやすい作戦」とは限りません。
㉖相手が思い切って攻めてくるなら、こちらの守りにも思い切りが必要になります。
㉗「繋いでいるだけじゃ勝てない…」のは、あなたの技術レベルのせいです。繋ぎの技術そのもののせいではありません。
㉘ミスが多いとき、それは能力以上のことをやろうとしてしまっています。
㉙ブロックは、次のチャンスを見越して打つものです。
㉚攻撃するときは、一点に集中してください。意識が膨張してはいけません。

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