眞子さまNYへ行く
ブータンでは流行病で現国王が亡くなり、現国王の3つ子の子供であるAさん、Bくん、Cくんが国を治めることになる。3人とも16才である。ブータンでは18才から成人なので国民も現国王の血を受け継いだ3人の新国王に期待している。母親である現国王の御后は、後見人になり国を支えることになる。
AさんとBくんとCくんは国の運営をどうするか?話し合った。Aさんは芸術の分野、国民への印象を作る、幸せの国であること事をこれから100年続けたい。Bくんは政治の分野、周辺諸国との外交や国内の祭り事をしたい。Cくんは経済の分野、ブータンの個人所得を倍増して経済的にも豊かな国にするぞ。
ブータンは豊かな国でない、国民も精神的幸せと同じくらい経済的豊かさを望んでいる。Aさんはブータンに豊かな時代がある事を知っている。中世、ブータンは周辺諸国に鉱石を輸出して財を成した。国民もその時代の事を誇りに思っている。Aさんは、新国王が就任した記念に国民に贈り物をしたい。
Aさんは、中世にブータンを潤した鉱石資源の存在がある。ブータンの豊かさの記憶であり国民の贈り物に相応しいと思った。その鉱石でデザインするマグカップにしよう。Aさんが使ってみて特別なものにしたかった。日用品として便利な方がいい。ブータンでは、毎朝山羊のミルクを飲む風習が残っていた。
新国王の贈り物は国民の生活に浸透、国王の最初の仕事に感動した。3人は、愛称でマグ王子と呼ばれた。国民の若者達の間で王子の生活を真似するのが流行。3人の国王も積極的に国民生活に参加した。9月に秋の豊穣をお祝いするお祭りがある。葡萄酒を子供から大人まで楽しむ。かぼちゃの厄除けもある。
9才の男の子が3人に逢いたいと思った。3人は、男の子に直ぐに手紙を贈った、私達はいつも貴方の側にいて一緒に生きていますと伝えた。最後に遊びに来なよ、話をしよう!と書いた。9才の男の子の家は貧しく、働いても家の生活は良くならない。男の子も野菜を育てて両親を助けたいとAさんに話した。
Aさんは小学校の先生に野菜作りを教えてもらい友達と楽しく過ごせるよと話した。地域には川沿いに沢山の畑があって地区の大人達は米作りをしていた。男の子もAさんの一声でクラスメイトや大人達と米作りに参加。男の子は、お米を秋に収穫すると両親も喜ぶので嬉しい。家でも野菜を作ると先生に相談。
Aさんは土作りから教えてくれる先生を準備していた。キューリに茄子、トマトにピーマンを植えた。1人でも出来る様に、一生懸命学んだ。毎週土曜日の朝、先生に1時間位農作業を教えてもらった。畑は自宅から近く気になり平日も作業した。Aさんも男の子の願いを叶えることが出来て本当に良かった。
Bくんは国民と繋がりを深める為に博物館の資料を再編したいと考えていた。国の素晴らしい歴史をどう見せるか?というディレクションはとても重要。友人である眞子さまにLineで相談、NYの自宅からブータンへ来てもらう。結婚する前、日本の代表としてブータンを訪れて以来2度目の訪問になった。
ブータンは国を1つにまとめる為に複数の部族長と対話した歴史がある。中世、鉱石を発見、資源を採掘して周辺諸国に輸出、国の発展に利用した。農業国であるブータンは近年、資源調査に注目が集まる。眞子さまは、国の歴史と国民の誇り、近年の注目経済をSNSで紹介、インスタグラムが人気を集めた。
眞子さまは3人の国王に日本に来て欲しいと伝えた。天皇家が衰退し家を保つのが難しく、眞子さまもNYに行くしかなかった。世界経済を背景に日本古来の美しさや伝統は日本人の心から離れ天皇も人心の中心にいない。政治も尊敬されない。象徴制度は国を守れず日本人が1つになれるものを見失っている。
ブータンの国王は日本の社会構造は米国主義が理由だと思った。一方で日本の豊かさと保守的でない自由な雰囲気も感じた。Cくんは国民所得を倍増して成長が期待できる資源開発を進める。利益よりも国民の力を集中する事業に取り組みたい。国を衛る為、ブータンの人民の心の中心に希望と笑顔を作りたい。
この国は古代、男達が妻の側にいて家族を守りたかったと母は話した。ブータンは貧しく他国に出稼ぎに行かなければならない。貧しい土地を耕し豊かな土地に開墾した。妻の為に農業が出来る国作りをした。ブータンは人民の子供なんだと言った。男女の恋物語で生まれた国だと忘れてはいけないよと伝えた。
Aさんは眞子さまに国民の幸せって何だと思いますか?と尋ねた。眞子さまは1番大切な人の側にいることです、NYで小室さんと過ごせることが嬉しいと話した。Aさんは母が教えてくれた恋物語を思い出す。夫が妻の側にいる事はこの国の幸せかもしれない。幼い頃から父を見て育ち部族の魂を感じていた。
部族の魂は妻を愛する国作りをした伝統だ。前国王は伝統を国民に分かりやすく伝え守る事は大切だと教えた。人を愛することが幸せの国なんだと話した。AさんBくんCくんは国民を幸せに導いた父に感謝する。Aさんは父が教えてくれた幸せの国を国民に伝え続けなければいけないとBくんCくんに話した。
幸せとは?Bくんは生活を守る事だと思う。Aさんは芸術を作る事である。Cくんは所得を増やして生活を楽にする事である。Bくんは自律した生活を送れるようにする。Aさんは対話出来るartを制作する。Cくんは国民の資源を有効利用する。隣人を愛する為に自律して対話する政策を進めて所得を増やす。
9月に豊作を祝う収穫祭が開かれる。農産物に感謝する事が大切である。Bくんは笑顔のメッセージを贈る。家族の繋がり、子供の成長を祝う。当日は子供も少量の葡萄酒を飲む事を許す。豊かな季節を皆んなで感じて欲しかった。女性達はパンプキンを焼いて料理を作る。パイは男達の厄を落とす意味もある。
眞子さまは、日本で芸術を学ばれたらどうですか?とAさんに質問された。Aさんは国民が集えるモニュメントを作りたいと答えた。芸術を愛すると幸せの国を作れると直感的に理解した。芸術家になる為に東京芸大に進学すると母に伝えると精進しなさいと話した。Bくんは、教育を整備して人材を確保する。
父の一周忌、国王は母と墓前に手を合わせる。母は国民を愛している、Aさんは芸術家になる。Bくんは収穫祭の賑わい、Cくんは天然ガスの整備を報告。父は、夜空の星からお前たちを見守っている。Aさんは父が頭上の希望だね。いつもウインクして助けてくれると話した。3人は幸せの国にしますと誓った。
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