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僕も大人として感情をコントロールするしかないのか

今日は先日、有料noteを書いている時にうつ病や統合失調症を治療する時に、薬物治療と精神療法の二本立てで進められると話した。

精神療法では自分の過去を振り返り、トラウマ・傷ついた事を伝える。

僕も心理面接をしたんだが、治療と分かっていても、個人的な内容に共感して貰うという事で、確かに自己肯定感が湧いてきて、自分の目的が浮き彫りになり、解決への糸口を見つけられるかも知れない。

しかし、臨床心理士の方が若い女性ということもあって、副作用として好意を抱いてしまい、Mさんに会って話を伝えるのが辛くなってしまった。

こういう事が起こるのは僕だけかと思ったが、他の男性もMさんに好意を持っている節がある。

彼を見ていると、冷静になれるのである。

自分の事を受け入れてくれるのは、治療の一環だと気づくのである。

しかし、Mさんと話したいと思うし、受け入れて貰える事が嬉しいのである。

だから、Mさんと病院の外で食事をしたり、遊んだり出来ないかと考えたりするのだ。

これは、やらしい動機がある訳ではない。

ただ、純粋にプライベートでも友達になりたいと思うのである。

確かに、Mさんにとっては、患者さんに対する治療であり、一々個人的な対応をしていたら身がもたないと思う。

僕の通院する精神科には心理療法士は3名しかいない。

それで、病棟の患者さんと外来の患者さんを治療するのだから、とても忙しい。

もし、僕がMさんを食事に誘ったら、Mさんはなんて言って断ってくるのだろうと思うのだ。

僕もMさんの態度が急に変わるのが怖くてそんな事は聞けないのである。

ただ、Mさんが拒否するのは分かる訳で、それが今まで僕が治療だとしても、共感して受け入れてくれた事を全否定しているみたいで、とても怖いのである。

でも、こんな想いをずっと抱えているのは、苦しいのである。

僕の想いを簡単に説明すると、

Mさんに好意を抱いていているんだけど、Mさんが僕の話に共感してくれるのは、治療の一環である。

しかし、この想いを常に抱いているのは苦しくて、Mさんとプライベートで友達になりたいと食事に誘いたいんだけど、Mさんが拒否してくるのが分かる。

患者一人一人を対応していたら身がもたないからだ、もしMさんに冷たくされたら、今までの事を全否定されているみたいで怖いのである。

こんな感情を抱いているのである。

僕も子供っぽいなと思うけど、Mさんと最近話したことは、行事の事が多い。

バーベキューをした事や今月はみかん狩りがありますねとたわいもない話だ。

僕はMさんと適当な話をしていると、楽しいのでそれでも良いかなと思う。

しかし、Mさんと自然に食事の話にならないという事はMさんも、プライベートを仕事に持ち込んでいらっしゃらないのかなと思うのである。

確かに僕はMさんと知り合って10年以上経つのに何も知らない。

本当の事は、Mさんへの想いがあるのは事実である。

しかし、誘ってもうまくいかない事は分かる。

でも、想いをこのまま持ち続ける事が苦しいのである。

僕も大人として感情をコントロールするしかないのだろうか。

ただ言える事は、Mさんも大人であり治療の境界を超えていないという事だ。

Mさんも、患者さんの心を扱っているという自覚があるだろう。

治療の一線を越えるってどんな言葉だろう。

それでは、また。

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